STUDIOUS ENGLISH ACADEMY|ステューディアス 英語学院

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英語学習法

英文が読めない、自信がない、あやふやに読んでいる。そんなあなたに最適なトレーニグを紹介します

(この記事は 2023年6月21日に更新されました。)

・単語の意味は知っているけど、長い英文になると意味が分からなくなる
・一体何が分からないのか、説明できない
・実は、1つ1つの単語の意味から想像して、英文の意味を想像しています



など、毎日英語学習を努力しているのに、上達が実感できない方に向けて、この記事を書いています。


こんにちは!
ステューデイアス英語学院のHankです。

Hankと名乗っていますが、普通の家庭で育った純日本人です。
留学経験もありませんが、転職を機に英語を学び直し、英検1級を取得しました。


今は、私自身の英語学習体験を基にしたカリキュラムで、ステューデイアス英語学院を運営しています。

私のプロフィールはこちら↓
https://studious-english.com/teacher



今日は、「読む力」を付ける方法について、解説していきます。


正直、私も英語を学びだした頃、なんとな~く、英単語の意味から、英文全体の意味を予想していました

予想ですので、当たるときもあれば、全く見当違いな意味解釈をしていたこともありました。


それが、今日紹介するトレーニングを地道に実践したところ、英語の構造が見えるようになり、感に頼らずに、自信を持って、英語を読めるようになりました。



そして、英語を読めるようになったのと同時に、英語の語感も育ち、同僚が書いた英文も、「な~んかしっくり来ないなぁ」という間違った英語への違和感も身に付きました。


あたたも、このトレーニングを実践すると、

あなたが手に入れる能力

・構造が複雑な英文を読み解く力を付けることができる

・英語をカタマリとして捉え、英語の語順のまま英文を読むことができるようになる

・英語の語感を育て、次に来るであろう単語を予想し、リスニング・リーディングの負荷を下げ、らくに英語を理解できるようになる


などなど、良いことばかりです。


私も英語ができるようになるために行った重要なトレーニングの1つです。


もちろんちょっと地道な努力が必要ですが、その努力の方法は間違っていません!

皆さんにも是非やって頂き、英語力を高めてほしいので、心を込めて書いていきます。

使える英語を身に着けるために、そして、「英語ができる未来」を手に入れるために、一緒に頑張っていきましょう。

英語を読むために必要な力

まずは、予備知識として、英語を読むために必要な力をまとめてみます。

単語力

まずは単語力です。
こればかりは、知らないと英文の意味を把握できません。

単語だけではなく、定形表現なども一緒に覚えていく必要があります。

暗記が苦手!
そんな方もいます。私も暗記が大の苦手です!


暗記が苦手な方でも、知らないうちに覚えてしまう方法があります。

こちらの記事で書いていますので、一度覗いてみて下さい!

文法力

文法と言われると、文法嫌いな人は、ここで読むのをやめてしまうかも知れませんね。

でもあなたが英文を正確に読めないのは、文法力の欠如が原因かも知れません。

文法と言っても、私が言う文法は、大人になった私達が英語を操るために必要な文法です。

あやふやな文法力では、「読めない」ですし、「書けない」「聞けない」「話せない」そんな状態になってしまいます。

学生時代に、重箱の隅をつつくような文法ではありません。



文法は単純化してまえば、「単語の並び」をルール化しただけです。
日本語と英語では、単語の並び方が違います


これを知らずに、日本語の感覚で英語を読んでは、それは理解がきちんとできないのは、当然といえば当然でしょう。

どうか皆さんには、文法を悪者にせずに、向き合って欲しいと思います。
それが、英語を身に付けるための第一歩になります。

こちらで文法の必要性を熱く語っています↓



読む力を養うトレーニング

読む力として、「単語力」と「文法力」の必要性はお分かり頂けたと思います。

ここからは、その「単語力」と「文法力」を基礎として、読む力を上げるトレーニングをご紹介します。


品詞分解

そのトレーニングはズバリ「品詞分解」です。

私が品詞分解をトレーニングとして日々の学習に取り入れた時は、それほど効果のあるものだとは思っていませんでした。


正直「こんなのどんな効果があるんだろう?」って疑問に思っていたくらいです。


しかし、黙ってやりました。


すると、徐々に英文の構造を意識するようになりました。

さらに進めると、文の構造が分かるようになっていきました。


文の構造が分かると、複雑で長い英文でも、主語や動詞、修飾関係を見極めることができるようになりました。


そして、最終的には、語順のまま英語を早く読み取ることができるようになりました。



私は「品詞分解、なにそれ?」からスタートしたのですが、その効果が徐々に出てくると、品詞分解の有効性に気付いたいのです。

だからこそ、品詞分解について記事にして、皆さんにもトレーニングすることによって、英語力を伸ばして欲しいと思い、記事を今書いています。

品詞分解とは

品詞分解とは、「英文の中の単語やフレーズを分解して、どの品詞なのかを把握すること」です。

なんだか難しそう!

そう感じる方もいると思います。

私も当時、「品詞分解」という言葉は知りませんでしたが、
「品詞分解やるぞ!」
と言われていたら、ちょっと尻込みしたかもしれません。


でも大丈夫です

できるだけ簡単な言葉を使って解説していきますので、この記事をこのまま読みす進めてくださいね。

詳細は、徐々につかめてくると思いますが、私は品詞分解を次のように行いました。

I like apples.:私はリンゴが好きです。

I:代名詞 →主語
like:動詞 →動詞
apples:名詞→目的語

SVOの第3文型


こんな感じで、英文の単語がどんな役割をしているかを分析していきます。


そして、役割が分かり、英文の構造が見えたところで、5文型のうちのどれに該当するのかを判断します。

例だと、SVOの第3文型になっています。


上の例は短くて簡単で、わざわざこんなことするメリットがわからないかもしれません。


ですが、英文の構造を把握できていない状態だと、長い英文に遭遇した時に、

「どこまでが主語?どれが動詞?えー分かんない!」

なんてことになるかもしれません。


たとえ長い英文だったとしても、自信を持って意味を理解する力を付けるために、この品詞分解トレーニングを積む必要があるんです。


そして、このトレーニングをを行うためには、「品詞」と「5文型」の知識が必要になってきます。

品詞分解するための予備知識

私が実際に行った品詞分解トレーニングをするためには、「品詞」と「文型」の知識が必要になります。

ここでは、最低限品詞分解できるように簡単な復習していきます。


品詞の知識

英語には大きく分類して、8種類の品詞があります。

  • 名詞
  • 代名詞
  • 動詞
  • 形容詞
  • 副詞
  • 前置詞
  • 接続詞
  • 間投詞

です。

ちょっと数が多くて、面倒くさく感じている方もいるかも知れません。

なので、今は品詞分解に特に必要なものとして、

  • 名詞・代名詞
  • 動詞
  • 形容詞


に注目しましょう。

なぜこれらに注目するかと言うと、文の役割分担が関わってきます。

  • 主語になれる:名詞・代名詞
  • 述語動詞になれる:動詞
  • 補語になれる:名詞・代名詞・形容詞
  • 目的語になれる:名詞


これらが文の要素となり、それに副詞句や修飾語が組み合わさり、英文ができています。
(副詞句や修飾語は5文型の分類には関係ないです)



ですので、細かいことはたくさんありますが、まずは、

  1. 主語・述語動詞を探す
  2. 補語や目的語を探す
  3. 副詞句や修飾語を探す
  4. 文型を考える

この手順で進めてみましょう!

5文型の知識

5文型とは、SVとかSVOとか記号を使って、英文を5つの型に分類したものです。

今までもどこかで聞いたことがあると思います。

詳細はこちらの記事で書きますので、ここではポイントだけまとめます。


1. 第1文型 (SV)
主語と述語動詞(完全自動詞)による文型です。
主語(S) + 述語動詞(V)の形になります 

単純そうに見えますね!

I go to school. 私は学校に行きます
I:代名詞 →主語(S)
go:動詞 →述語動詞(V)
to shcool:副詞
SVの第1型



2. 第2文型 (SVC)
次は主語・述語動詞・補語でできている第2文型です
主語(S) + 述語動詞(V)+ 補語(C)の形になります 

This is correct. これは正しいです。

This :代名詞 →主語(S)
is:動詞 →述語動詞(V)
correct:形容詞(C)
SVCの第2文型



3. 第3文型 (SVO)
次は第3文型です。
主語(S) + 述語動詞(V)+ 目的語(O)の形になります 

I watched TV last night. 私は昨日テレビを見た。

I:代名詞 →主語 (S)
watched:動詞 →述語動詞(V)
TV:名詞 →目的語(O)
SVOの第3文型



第4文型 (SVOO)

第4文型は「主語(S) + 述語動詞(V)+ 目的語(O)+目的語(O)」の構造を持っています。

She showed me a picture. 彼女は私に写真を見せてくれました

She:代名詞 →主語 (S)
showed:動詞 →述語動詞(V)
me:代名詞 →目的語(O)
a picture:名詞 → 目的語(O)
SVOOの第4文型



第5文型 (SVOC)

最後の文型である第5文型の品詞分解です。
第5文型は「主語(S)+述語動詞(V)+目的語(O)+補語(C)」の形をとります。

I found it true. 私はそれが真実だとわかりました。

主語:I → 代名詞
述語動詞:found → 動詞
目的語:it → 代名詞
補語:true→形容詞
SVOCの第5文型

品詞分解の注意点

品詞分解やさらに5文型への分類方法を解説しましたが、注意点が1つあります。

5文型への分類は、考え方、教え方によって、人ぞれぞれ違ってくる場合があります。


全ての英文を5つの型に対応できないと考える先生方も多いです。

意味上か構造上かで分類の仕方も変わってきます。

ですが、そんな細かいこと私達英語学習者が気にする必要はありません


5文型の論文を書くわけではないからです。


私達は英語力を上げるために、このトレーニングを行っています。

ですので、過度に正確性を追うのではなく、とにかくやってみる!そこからはじめましょう。

もちろん、どうせやるなら正しくやりたい!そう考えるのも当然です。

もしもご自身で行った品詞分解に不安がある方は、私どもにメッセージを下さい。

全力でサポートします!

実演

それでは以上を踏まえて、実際に品詞分解をしながら、英文の構造を把握していきましょう。

参考にニュース記事を引用しています。
https://www.newsinlevels.com/products/man-has-a-new-face-level-1/


引用記事はこちらです↓

Joe DiMeo is 22 years old. He comes from New Jersey, US. He has a car crash in 2018. The car crash is very bad. Fire burns 80% of Joe´s body.

Fire burns Joe´s lips and eyelids. Joe does not have fingers. The man is in a coma for more than three months. When somebody is in a coma, it seems that he is sleeping. It takes a long time to wake up. When Joe wakes up from the coma, he starts to exercise a little.

https://www.newsinlevels.com/products/man-has-a-new-face-level-1/


それでは一文ずつ、見ていきましょう。

Joe DiMeo is 22 years old.

主語:Joe Dimeo → 名詞
述語動詞:is → 動詞
補語:(22 years) old→形容詞

SVCの第2文型

He comes from New Jersey, US.

主語:He → 名詞
述語動詞:comes→ 動詞
修飾語:  from New Jersey, US.

SVの第1文型

He has a car crash in 2018.

主語:He → 名詞
述語動詞:has → 動詞
目的語:a car → 名詞
修飾語: in 2018

SVOの第3文型

The car crash is very bad.

主語:The car crash → 名詞
述語動詞:is → 動詞
補語: bad → 形容詞

SVCの第2文型

Fire burns 80% of Joe´s body.

主語:Fire → 名詞
述語動詞:burns → 動詞
目的語:80%  → 名詞
修飾語:of Joe’s body

SVOの第3文型

Joe does not have fingers.

主語:Joe → 名詞
述語動詞:does not have → 動詞句
目的語: fingers→ 名詞

SVOの第3文型

The man is in a coma for more than three months.

主語:The man → 名詞
述語動詞:is → 動詞
修飾語:in a coma for more than three months

SVの第1文型 (ただし、ここでは修飾語がないと意味が通じない)

When somebody is in a coma, it seems that he is sleeping.

主語:it → 代名詞
述語動詞:seems → 動詞
目的語:that he is sleeping → 名詞(節)

SVOの第3文型

that 節内
 主語:he → 代名詞
 述語動詞:is sleeping → 動詞
 SVの第1文型

when節内
 主語:somebody → 代名詞
 述語動詞:is → 動詞
 修飾語:in a coma

 SVの第1文型 (ただし、ここでは修飾語がないと意味が通じない)

It takes a long time to wake up.

主語:it → 代名詞
述語動詞:takes → 動詞
目的語:a long time → 名詞

SVOの第3文型

When Joe wakes up from the coma, he starts to exercise a little.

主語:he → 代名詞
述語動詞:starts → 動詞
目的語:to exercise → 名詞(句)

SVOの第3文型

when節内
 主語:Joe→ 名詞
 述語動詞:wakes → 動詞
 修飾語:from the coma

 SVの第1文型 


以上のように、文の構造を品詞を考えながら、実施していきます。


どうでしょう?大変そうに見えますか?


本当に自信を持って英語を読みたい!と思うのでしたら、やってみる価値のあるトレーニングです。

ず~とやるトレーニングではありません。

意識せずとも英文の構造が取れるようになったら修了のトレーニングです!

まとめ

読む力を養うトレーニングを紹介しました。

・基礎知識として、単語力・文法力をきっちり付ける
・英文を品詞に分け、その文構造を解析する
・慣れるまでは、主語と述語動詞を中心に解析する
・文型の判断はいろいろと出てくるが、だからといって、やらないのはもったいない


これをしっかり実践していくだけで、数ヶ月もすれば、あなたには強固な基礎ができあがり、間違いなくあなたの英語力は上がっていきます

これは私が実際に行った効果抜群の方法です。


ネイティブは文法知らないし、こんなの面倒くさいよ!

そう思う方もいると思います。

でも、ここまで読んでくださったあなたは、

本物の英語力を身に付けたい!
英語を身に付けて、人生を変えていきたい!

そう願っているのではないでしょうか?

私はそんなあなたを全力でサポートします。

その理由は、私もあなたと同じように、過去英語に苦しめられたからです。


英語ができなくて、上司には飲み会のネタにされるような、そんな日々を送っていました。


しかし、コツコツとトレーニングをこなすうちに、英語が少しずつ英語ができるようになり、そうすると、上司の目も変わり、同僚からは尊敬されるようになりました


そこから、毎日が輝くような日々になっていったのです。


英語に苦しめられ、英語に助けられた経験


そんな経験があるからこそ、あなたに寄り添って、全力でサポートしたいのです。


一緒に頑張ってみよう!

ここまでお読み頂き、ありがとうございました!

皆さんの英語学習を応援しています!

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