英語解説
2021年2月26日
英単語 subscribeを徹底解説!イメージで理解しましょう!
(この記事は2023年6月22日に更新しました)
最近subsribeってよく聞くけど、どんな意味?
サブスクって何?
subscribeという英単語について知りたい方に向けて、この記事を書いています。
皆さん、こんんちは!
ステューデイアス英語学院のHankです。
ここ数年のビジネスモデルとして、サブスクは企業にとっても収益化のポイントで、多くの企業が導入してきていますね。
私も何個か毎月定額のサブスクを契約しています。
そこで、今回は”subscribe”という単語について、意味や実際の用例を交えつつ解説していきたいと思います。
・subscribeの意味
・suscribeを使った英文
・subscribeのイメージ
・subscribeの関連語
それでは、無駄なサブスク契約に注意しながら、行ってみましょう!
目次
日本語としても一般化?
皆さん、YouTubeで動画を見たことはあるでしょうか。
気の利いた配信者は自分のチャンネルを定期的に見てくれる登録者数を増やすために動画の最後で「ぜひ登録を!」とPRすることを怠りません。
そこで出てくるのが、今回のお題である”subscribe“という単語です。
画面に表示される「subscribe now!」にカーソルをのせて「チャンネル登録」をクリックすれば、視聴者のお気に入りチャンネルとして登録できると言う仕組みですね。
このように、何かサービス的に配られるものに
・登録する
・加入する
・購読する
といった文脈においてよく使われている単語が”subscribe”です。
subscribe :(サービスなどに)登録する、加入する、購読する
現在では日本でも「サブスク」というカタカナ語として広まっていると言っていいでしょう。
中でも有料音楽配信サービスなどが「サブスク型」のサービスの代表として認知されており、
大物アーティスト○○がサブスク解禁!
などというニュースはよく目にするところです。
実際の使われ方をみてみよう
この単語をよく目にするのは何と言っても広告、それもネット広告と言っていいでしょう。
シンプルに
“Subscribe!“ もしくは ”Subscribe now!“
の文字が躍るページは英語のサイトならいくらでも見つけることができます。
「今すぐ登録を!」というわけですね。
このようにネットを媒体としたサービスとは切っても切れない単語ではあるのですが、ネット以外の新聞や雑誌を講読する時にも使われます。
例)
I’ve subscribed to a local newspaper.
ローカル誌を購読しています。
“subscribe to ~” で 「~に登録する、~を購読する」という形を一般的な言い回しとして覚えておきましょう。
subscribe to ~:~に登録する、~を購読する
「登録する」以外の意味は?
もちろん英語学習の常として、1つの単語の使われ方が1通りであるわけではありません。
“subscribe” にも、「登録(加入)する」以外の意味がいくつかありますので、実例とともに見て行きましょう。
・署名する
Subscribe to the agreement.
同意書に署名する
※ジーニアス英和辞典より引用
・寄付する
Your Money or His Life. Subscribe to the War Fund.
あなたの財産か、その人の命か。戦争基金にご支援ください。
※World digital Library 第一次世界大戦のキャンペーンポスターより https://www.wdl.org/en/item/4640/
・同意する、賛成する、支持する
They all believe the same rumors, subscribe to the same theories, and write the same stories.
彼らは同じ噂を信じ、同じやり方を支持して、そして同じ話を書く。
現在では「登録する」「加入する」の使われ方が非常に多いため、逆にそれ以外の意味で使われるケースを忘れないようにしておきましょう。
もちろん複数の意味を把握するのは簡単ではありません。
でも大丈夫!
次の項に書くことを頭の隅に入れておけば、丸暗記しなくてもイメージとしてつかむことができます!
単語の成り立ちからイメージを押さえる
“subscribe”という単語は、実は2つの部品からなっています。
「sub」+「scribe」です。
実はこの「sub」と「scribe」は、それぞれに意味を帯びている言葉の部品なのです。
では「sub」から見ていきましょう。
・sub … 下、下に、下から
日本語でも「メインとサブ」というような言い方は一般的ですね。
これは「主要なもの」と「副次的なもの」という言い方で、サブはもちろん「副次的なもの」です。
しかし本来は「下、下の」というところから「下位のもの」→「副次的なもの」というイメージになっていったものと思われます。
「sub」がつく単語と訳を例としていくつか挙げてみます。
どれも「下」というイメージに関係しているのがお分かりでしょうか。
- submerge …沈める
- submarine …潜水艦
- subway …地下鉄
・scribe … 書く、描く、刻みこむ
“scribe”という単語は「写本を筆書する人」という名詞で、現代ではほとんど使われません。
このscribeは「sub」のような「接頭辞」とくっつくことで色々な「書く、描く」を表す言葉となったり、変形して言葉に関する名詞になったりします。
- describe …描写する
- prescribe …規定する、処方する
- script …筆記されたもの、台本、脚本、コンピューター用語の「スクリプト」(伝達時の約束ごと)
subscriptのイメージ
“sub”「下に」+”script”「書く」で、「下に書く」ということになります。
でも一体なぜ、「下に書く」がなぜ「登録する、加入する」になるのかを考えてみましょう。
イメージとしては
「何かズラッと並んでいる文字列があって、その下に何か(自分の名前など)を書き加える」
状況を思い浮かべると良いと思います。
その文字列が何かの申込書であったり、ある集団の名簿であるという風に考えると、そこに自分の名前を書くことはまさに「加入する」ということになります。
そしてこのイメージは「署名する」や、「支持する、賛成する」、ひいては「寄付する」という意味につながっていきます。
このように、単語の成り立ちという点も意識すると覚えやすく、初めて見る単語でも何となく意味の予想がつくようになってきます。
関連語もあわせて覚えましょう
“subscribe”が形を変えた単語も、この際なので一緒に押さえておくことをおススメします。
1. subscription
-tionがくっついて名詞となったものです。
意味は「定期購読/申し込みや登録/同意や承諾/定額制」といったものがあります
日本語でも「サブスクリプション型サービス」と言えばほぼ「定額制サービス」という意味でおなじみになりつつある言葉です。
余談ですが、デジタルデータの配信分野だけではなく飲食業界にもサブスクリプション型のサービスが広がりを見せつつありますね。
2. subscriber
-erがついて「subscribeする人」つまり
「加入者・会員/支持者・署名人/寄付者/(金融における)引受人」
となります。
「subscriber network」=加入者ネットワーク など、通信分野などでよく使われているイメージがあります。
ちなみにADSLとかVDSLといったインターネット回線を表す略語の「s」はsubscriberの頭文字です。
最後に
というわけで”subscribe”について、基礎的な意味から成り立ち、関連語までざっと見ていただきました。
近年ではインターネット上で顧客を獲得しようというサービスが何百万とありますので、もはや世界的な常識としての位置を確立しつつあるかもしれない単語です。
少数ではありますが、「加入する」「購読する」以外にも使われることがありますので、慌てないようにしておきたいものです。
この記事が皆さまの英語学習の助けになれば、嬉しいです!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
英語学習、頑張っていきましょう!
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