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【英単語解説 purchase】意味やbuyとの違い、関連表現をまとめました


みなさん、こんにちは!
ステューデイアス英語学院のAlexです。
豊富な海外経験を通じて身に付けた生の英語を基に、英語学習者の皆さんにとって有益な情報を提供しています。
中東の職場について、以前記事にしていますので、ご興味のある方はどうぞ!

さて、今日は英単語 Purchaseを取り上げます。
”Purchase” は、英検2級・センター試験レベルの単語で、『購入する』が基本の意味となります。
試験準備には覚えておきたい言葉ですが、日本の日常生活ではあまり使わない言葉でしょう。


海外での日常生活でも、”buy” や “get” を使っても意図はネイティブに通じます

しかし、仕事で英語を使いたい/使う必要がある人にとっては “purchase” はマスターしておきたい言葉の一つです


日本でもマーケティングに携わる人なら『パーチェス・ファネル』、会計に携わる人なら『パーチェス法』、貿易会社や商社に勤めていたら『PO=パーチェス・オーダー』などは、馴染みのある言葉だと思います。海外でもビジネスの場面で良く使われているであろうことは、容易に予測できます。


今回は、仕事に役立つ英単語 “purchase” を掘り下げていきましょう。

”Purchase” の意味

語源英和辞典によれば、”Purchase” は、古期フランス語の “purchacer(追い求める)” を語源とする言葉です。

前に』を意味する接頭辞の pur- と『狩りをする・つかみ取る』を意味する “chase” があわさり、『代償を払って手に入れる』という意味に発展したと言われています。


20世紀半ば頃には頻繁に使用されていましたが、現在では当時の半分程度の使用頻度となっています。よりシンプルで広範な意味を持つ “buy” や “get” を使うことが多くなったのでは、と推測できます。


動詞の変化は、過去形・過去分詞は単純に -d を最後に加え “purchased”、現在進行形の場合は、最後の -s を外して -ing を加え “purchasing” となります。動詞の三人称単数及び名詞の複数形は -s を加え”purchases” となります。


コアな意味は、動詞として『購入する』、名詞として『購入・購入品』です。

しかし、専門分野で使われる場合には、『吸収合併』『乗っ取り』『土地譲受』『株式買い入れ選択権』『手当』『滑車装置』などの意味で使われる場合もあるため、自分の働く業界での “purchase” の使われ方をチェックしておくことは大切です。


Merriam-Webster英語辞典では、動詞としての意味を;

  • to obtain by paying money or its equivalent
    お金を払う又はその代替え手段によって何かを手に入れること。 同義語は “buy”

  • to acquire (real estate) by means other than descent
    下げ渡し以外の方法で不動産を手に入れること

  • to obtain by labour, danger or sacrifice
    労務の提供や危険を冒したり犠牲を払って、何かを手に入れること

と紹介しています。

名詞としては『購入品』と言ういう意味以外にも;

  • an advantage (such as a firm hold or position) used in applying one’s power
    力を加える際に有利となるもの、例えば握りや引っかかりなど

  • a mechanical hold or advantage applied to the raising or moving of heavy bodies
    重いものを持ち上げたり移動したりする際に使用される、メカニカル・ホールド

  • an apparatus or device by which advantage is gained
    力を強める装置やデバイス=滑車装置などによる増力

としても “purchase” が使われると述べています。


“Purchase” の同義語には、動詞の場合は ”buy” “acquire” “obtain” “take” “secure” “procure” など、名詞の場合は “acquisition” “investment” “order” “property” “bargain” などがあります。

ちょっと一息 ー ”Purchase” の発音

”Purchase” が “chase = チェイス” に接頭辞の pur- がついたものであることは、語源の章で紹介しました。

しかし、”purchase” の発音は「パーチェイス」にはなりません


アメリカ英語では、発音記号は [ˈpəːtʃɪs] 「パァチェス」、パの部分はあまり口を開けずパとプの間のような音になっています。

一方イギリス英語では、発音記号は[ˈpər-chəs] 「パァチェス」パの部分ははっきりパと発音し、パァと心持ち長めに発音しています。


ところが中東で働いていると、”purchase” を「パーチェイス」と発音する人が多く、最初の頃は驚いたものです。
特にフィリピン人とインド人の同僚にこの発音をする人が多くいました。

多国籍の職場環境では英語の発音で出身国や地域が分かることもありますが、これもその一例でしょう。


日本人もLとRの区別がつかないとか言われますが、発音が間違っている・分かり難いと言うことが海外で仕事をする際には障壁とはならない、という良い例だとも言えます。

仕事でも “purchase” じゃなくて “buy” で済ませちゃダメ?

“Purchase” と “buy” は両方とも名詞としても動詞としても使われますし、

two terms that are often used interchangeably. The words essentially have the same meaning
この二つの言葉は良く言い換えて使われ、基本的には同じ意味を持つ言葉

であると、単語の意味の違いを解説するウェブサイトでも述べられています。

ならば、より分かりやすいグローバル・コミュニケーションの手段として、英語でビジネスをする際にはよりシンプルな言葉の方を使ってもいいのではないか、と思いがちです。


Voice of America Learning English ウェブサイトでは、そのような疑問に以下のように回答しています。

One difference between them is how formal they sound.

https://learningenglish.voanews.com/a/buy-or-purchase/5386777.html

和訳すると、「2つの言葉の違いは、フォーマル度」です。


生活必需品を買う時には “buy” を使い、高額品やあまり頻繁に買わないもの(家や車)の場合は “purchase” を使います。

又、契約書を使っての正式な売買の場合には “purchase” が使われます。
 これがビジネスの場面では “purchase” が多く使われる理由の一つでしょう。



ただし、以下の例文のような場合には、購入金額の大小や購入品の種類に関わらず “purchase” が使われることが一般的です。

  • The receipt is your proof of purchase.  
    領収証が購入の証拠となります。

  • It is a recent purchase of mine.
    これが最近買ったものだよ。

  • The vouchers are redeemable against any future purchase.
    バウチャーは将来の買物の際、どの商品にも使えます。

  • Join now and you will automatically receive 50% off your first purchase.
    今会員になれば、最初の購入が自動的に半額になります。

  • Return your purchase within 14 days for a full refund.
    購入後14日以内の返品であれば全額返金します。

仕事や日常生活でよく使う “purchase ○○” “○○purchase”

日本では、パーチェスはビジネス用語という位置づけが大きいですが、海外では “purchase” は日常生活でもよく使われます。

仕事や日常生活で役立つ “purchase” を使った言葉を紹介しましょう。

  • Make a purchase: 購入する

  • Purchase price:購入価格

  • Hire purchase:分割払い購入

  • Bulk purchase:まとめ買い

  • On special purchase:特別価格で

  • Purchase on account:掛け取引き

  • Time of purchase:購入時              Day of purchase ということもある

  • Purchase order:注文書

  • Purchase provision: 購買条件

  • Purchase funnel:購入に至るまでの心理プロセスの変化を示したマーケティング用語

  • Purchase method:パーチェス法、会計用語で企業買収に関する会計処理方法

買い物は毎日するもの、だから “purchase” にはいろんな派生語があるの?!

大きなものから小さなものまで、私たちは毎日何らかの買い物をしています。
だからというわけではないでしょうが、”purchase” には色々な派生語があります。

  • Purchaser:購入者、買い手

  • Purchasable:購入可能な、買収できる
    例文      They are also purchasable online at Amazon.com.
        アマゾンでも購入可能です。

  • Overpurchase:買い過ぎ(量)、高価な買い物

  • Prepurchase:Pre-purchaseとも表記され、事前購入
    例文 You can prepurchase tickets to pick up at the box office.
              チケットは事前購入し、ボックスオフィスで受け取ることも可能です。

  • Repurchase:買い戻し、特に企業が株式市場で自社株を買い戻す際に使われる

  • Outpurchase:誰かよりも多くあるものを購入すること OutbuyでもOK
    例文 Statistics Canada reports that Albertans outpucrchased all other Canadians last December.
              カナダ統計局の報告によれば、昨年12月アルバータ州民はカナダの州でどこよりも多く買物をしたと言うことです。

さいごに

今日はpurchaseという単語を取り上げました。
buyとの違いや関連表現をご紹介しましたので、少しでもお役立つと嬉しいです。

Wisdom is a good purchase, though we pay dear for it” という言葉があります。
元々はオランダ語の諺だと言うことですが、『知恵は役に立つものだが簡単には手に入らない』と言うような意味でしょうか。

同様に、”purchase” という言葉自身も、様々な意味を持ち役に立つ言葉ですが、特定の業界で固有の意味があったりして、なかなか手ごわい言葉だと言えます。



最後までお読みくださり、本当にありがとうございました!
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