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Final nail in the coffinって?棺桶に釘?トドメを刺す!

(この記事は2023年6月8日に更新しました)

Hank

こんにちは!
ステューディアス英語学院代表のHankです!
働きながら英語を身につけようと日々努力する社会人を支援する英語講師です。
英検 1級、TOEIC960

今日は、(final) nail in the coffin を解説しようと思います。

この言い回し、実はビジネスでもプライベートでもネイティブはとても良く使う言い回しです。

「単語が結構沢山あるから、ちゃんと覚えられるかなぁ」と不安になった人もいるかもしれません。

状況をイメージできるように解説しましたので、分かりやすくて覚えやすい内容になっています。

それでは始めましょう。

結論

結論を書いておきます。
時間のある方は、引き続き読んでください。
使い方や例文、その他英語学習のヒントも書いています。

nail in the coffin

  • 意味
    とどめの一撃
    ・息の根を止めること
    ・命取り

  • 覚え方
    もう状況は好転しないのが決まっているのに・・・。更にそんなことまで・・・。
    以下で詳細を書いています。

(Final) nail in the coffin の意味

(Final) nail in the coffin の意味を解説する前に、それぞれの単語の意味を一応載せておきますね。

  • final
    最後の、決定的な

  • nail


  • coffin
    棺、棺桶

ここで少しイマジネーションを働かせてみましょう。

棺桶に入るということは、すでに死んでいる訳で、場合によっては失敗や敗北が決定している状態です。

そこに更に釘を打ちつける訳ですから、次のような日本語訳が挙げられます。

Final nail in the coffinの意味

・とどめの一撃
・息の根を止めること
・命取り

Merriam Webster英語辞典の説明も確認しておきましょう。

something that makes it more likely that someone or something will fail, be destroyed, etc.

https://www.merriam-webster.com/dictionary/a%20nail%20in%20the%2Fsomeone%27s%20coffin

【和訳】
誰か若しくは何かが、失敗したり壊されたりする何か

いくらなんでもそこまでしなくても・・・。
そんな悲惨な様子が私にはイメージできました。

(final) nail in the coffin の例文

それでは、 Final nail in the coffin を含む例文を見て、実際にどのように使われるかを確認しておきましょう。

finalが無い例文もありすが、先程の意味「とどめの一撃」「息の根を止める」「命取り」の意味合いで使っています。

例文

He was late for the fourth day in a row. It will be another nail in the coffin for him.
彼は4日連続で遅刻だ。命取りになるだろうな。

例文

She has cheated on him again. It must be another nail in the coffin for them.
彼女、又浮気したんだって。これで離婚は決定的だね。

例文

Another poor month of sales would be a nail in the coffin of the company.
あと一月売り上げが悪いと、会社の命取りになる。

既に状況はかなり悪いところに持ってきて、何かもう一つそれに追い打ちをかけるような出来事が起きたことで、にっちもさっちもいかないような状況に追い込まれる、という場面を表しています。

英語は身につけられる

(Final) nail in the coffinは、最後の一撃!という感じがひしひしと伝わってきますね。

記事の途中でイメージが湧くように解説しましたが、イメージは人それぞれ違うものです。


誰かに
「この単語はこんなイメージだ!」
と言われても、すんなり受け入れらることもあれば、受け入れられないこともあります。

受け入れられない場合は、単語だけを覚えるのではなく、前後関係を使ってイメージを膨らませるのが良いと思います。

こんな状況で、こんな場面で使っているんだ!

という感じで、文脈の助けを借りて、イメージしながら覚えると、自分が同じような状況になったときも、使える英語になっています。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
頑張るあなたを応援しています!

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