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英語になった日本語「Omotenashi」「Ohitorisama」「Tycoon」を紹介します

(この記事は、2022年3月25日に更新しました)

Hank

こんにちは!
ステューディアス英語学院代表のHankです!
働きながら英語を身につけようと日々努力する社会人を支援する英語講師です。
英検 1級、TOEIC955

よくよく注意すると、私たち日本人も毎日、多くの英語を日本語の様に使っています。

例えば、リモートワーク、コミットメントなどなど。
発音の違いはありますが、英語もドンドン取り入れられています。

逆に英語でもそのまま通じる日本語って存在するのか?です。


実はいろいろとあります。

この記事では、そんな海外で通じる日本語を紹介していきます。

ご紹介する海外で通じる日本語

  • Omotenasi
  • Ohitorisama
  • Tycoon



これを読んでちょっとした豆知識を仕入れて、外国人との雑談に花を咲かせてみてはいかがでしょうか?
雑談がニガテって方にもぴったりです。

それでは行ってみましょう!

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    Omotenashi ー おもてなし

    「おもてなし」とは、心のこもった待遇のことです。

    顧客に対して心をこめて接待やサービスをすることを意味する「もてなし」に「お」をつけて、丁寧にした言い方になります。


    元々の語源は、「持って成し遂げる」ですが、「表裏なし」という意味も含んでいます。


    英語で表すと、hospitality になります。

    2020年オリンピックの開催地を決定するIOC第125回総会での「おもてなし」を使ったプレゼンは覚えている方も多いと思います。

    JNTO(独立行政法人国際観光振興機構)のウェブサイトでは、この「おもてなし」を

    wholeheartedly look after guests
    (心を込めてゲストの世話をすること)

    だと定義しています。


    では、海外ではこの言葉どのように理解されているのでしょうか?


    レストランの格付けで有名なミシュランガイドは、そのウェブサイトで
    Omotenashi: The Reason Why Japanese Hospitality Is Different
    (おもてなし:なぜ日本のホスピタリティは特別なのか)
    という記事を掲載しています。

    ここでは、おもてなしを 次のように説明しています。

    Indeed, omotenashi is Japanese hospitality. “Omote” means public face – an image you wish to present to outsiders. “Nashi” means nothing. Combining them means every service is from the bottom of the heart – honest, no hiding, no pretending.

    https://guide.michelin.com/sg/en/article/features/omotenashi

    【和訳】

    まさに日本のホスピタリティ。「表」とは外向けの顔で「なし」とは何もないことを指す。この二つの言葉を併せることで、すべてのサービスを心から行うー正直に、何も隠すことなく、何か別のものであるというふりをすることもなくーことを意味する。

    更には
    “Omotenashi is grounded on mutual respect.
    「おもてなし」は(サービス提供者と顧客の)相互尊重の上に成り立つ。
    という一言も紹介しています。

    Ohitorisama ー おひとり様

    「おひとり様」は、1999年頃ジャーナリストとして活躍していた故・岩下久美子さんにより提唱された言葉です。

    元々は女性が一人で自由に自分の息方を決め、自立した人間として趣味や旅行を楽しむという意味がありました。

    しかし次第に意味が変化し、今では主に「お店に一人で行く人」のことを指す言葉として使われるようになっています。



    この「おひとり様」、海外ではどのように紹介されているのでしょうか?

    2014年に発表された “Ohitorisama, Singlehood and Agency in Japan” という調査研究があります。

    この研究の中で「おひとり様」は次のように解説しています。

    Ohitorisama refers to adult women who have an established life, whose philosophy is success in both work and love.

    https://guide.michelin.com/sg/en/article/features/omotenashi

    【和訳】
    「おひとり様」とは、仕事と恋愛の両方で成功することを哲学とする、自立した人生を送っている大人の女性。

    「おひとり様」は、2020年1月15日付けのオンライン版BBCでも取り上げられました。


    この記事では、ほんの10年ほど前には日本人は、外食や観光を一人で行うこと(=友達がいないと思われること)を恥ずかしいと思っていた、と述べています。


    しかしここ10年の間に、一人を楽しむ人の姿はより頻繁に目にされるようになった、と語ります。

    Some people want to enjoy being alone(一人でいることを楽しみたい人々)” の台頭です。

    BBCの記事では、これを「おひとり様ムーブメント」と名付けました。

    Tycoon ー 大君(たいくん)

    ”Tycoon” という言葉をご存知でしょうか?

    大物実業家」という意味で使われています。


    この”Tycoon” が日本語を起源とする言葉だと聞いて驚く人は多いのではないでしょうか?
    実は大君がその起源なのです。

    「大君」は「たいくん」とも「おおきみ」とも読みますが、元々は天皇やその家族を尊敬して使う言葉でした。

    この言葉が最初に使われたのは、1857年当時の在日アメリカ公使 ハリスが自身の日記の中で使ったと言われています。
    (参考:https://wordhistories.net/2018/01/28/tycoon-origin/


    19世紀後半には大変よく使われた言葉でした。
    しかし、第2次大戦以前頃より使用頻度は激しく下がり、その後緩やかな上昇を続けてはいますが、現在では19世紀後半当時の3分の1程度の使用頻度となっています。

    ”Tycoon” の意味は変化を遂げ、現在Merriam Webster英語辞典の定義では次のようになっています。

    1. a businessperson of exceptional wealth, power, and influence
    2. a top leader (as in politics)

    https://www.merriam-webster.com/dictionary/tycoon

    【和訳】
    大富豪でパワーと影響力を供えたビジネスパーソン
    政界のトップリーダー

    現在でもよく目にする言葉では、
    ”Media Tycoon = メディア界の大物”
    “Oil Tycoon = 石油業界の大物”

    などがあります。

    さいごに


    この記事では、もともと日本語だった言葉が海外でも通じるようになった例をご紹介しました

    他にもいろいろありますね、Ninjaとかもそうですし、Wagyuとかもそうですね。

    自分たちが使っている言葉が、世界中で使われるようになるって、なんだか誇らしいです。

    ちなみに、英語も多くの外来語を取り込んでいます。
    外来語はそのまま使うのが基本ですが、誰もが知っているレベルにまで浸透すると、日本語との単語でもsを付けたりします。

    Ninjaも一般化しているので、複数形は ninjasとsを付けて使われます。
    Ninjaになじみのない人も中にはいると思うので、そういう人たちはたとえ複数でもNinjaとsを付けないそうです。


    最後はややマニアックな内容ですが、こういうところにも英語を学ぶ楽しさがあるって感じてもらえると嬉しいです。

    とはいえ、私も初心者の頃はこんなことを考える余裕はありませんでした。

    覚えることが多すぎる!
    英語が出てこない!

    そんなどうしよもない状況でした。

    そこからなんとか英語を学びなおして、外資でプレゼンや電話会議で英語を使いこなすレベルにまで達しました。

    参考までに、私の英語学習についてはこちらに記載しています↓

    私の英語上達ストーリーはこちら
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      今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

      皆さんの英語学習を心から応援しています。

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