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英単語 Integrityを徹底解説!ネイティブもチェックするのは成功のカギだから!?

  • 社会人になって、ピーター・ドラッカーの『マネジメント』を読んだけど、インテグリティーって、壮大すぎてよく分からないなぁ
  • Integrityって高潔とか清廉とからしいんだけど、日本語でもよく分からない。。。

そう思った人も多いことでしょう。
でも大丈夫、ネイティブだってやっぱりよく分からなくて、辞書で調べているのです。

Hank

こんにちは!
ステューディアス英語学院代表のHankです!
働きながら英語を身につけようと日々努力する社会人を支援する英語講師です。
英検 1級、TOEIC955

今回紹介する単語は ”integrity”は、Merriam-Webster英語辞典オンラインで最も頻繁に検索される単語の一つに選ばれています。


なぜネイティブもこの単語を検索するのか?
それを探っていくと、非常に奥の深い境地に到達しました。
人生のヒントともいえる内容です。
是非最後までお読み下さい!

それでは行ってみましょう!

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    Integrityの語源・意味

    ”Integrity” は、語源は、中世フランス語( intégrité )またはラテン語( integritatem )の「 完全 」を意味する単語で、中世以降英語でも使われるようになりました。


    興味深いことは、20世紀初頭から半ばころにかけては、その使用頻度は19世紀初頭の半分程度にまで落ち込んでいたのが、20世紀半ば以降徐々に増え始め、21世紀初めころにはかつてのレベルまで回復したことです。
    Google Ngram Viewer


    第1次及び第2次世界大戦の頃には、高潔とか清廉などと崇高なことは言っていられなかった、と言うことかもしれません。


    ”Integrity” は英検2級以上・難関大学入試レベルの不可算名詞で、次のような意味を持ちます

    『高潔』『誠実』『清廉』『完全な状態』『無傷』

    研究社・英和中辞典

    Merriam-Webster Learners’ 英語辞典では、”integrity” を次のように定義しています。

    1.The quality of being honest and fair        
    2.The state of being complete or whole  

    https://learnersdictionary.com/definition/integrity

    【和訳】

    1. 正直で公平であるというクオリティ
    2.  完成した又は完全な状態

    例文

    • I admire her personal integrity.
      彼女の誠実な人柄を尊敬するなぁ

    • She had the integrity to refuse to compromise on matters of principle.
      彼女は、原理原則に関して妥協を許さない誠実さを持っていました

    • The earthquake may have damaged the building’s structural integrity.
      地震が建物の構造的一体性を破戒したかもしれない

    • Without music, the film loses its integrity.
      音楽なしにはあの映像は完成度が低いね

    Integrityの発音

    “Integrity” の発音記号は、以下のように表記されます。

    アメリカ英語:ɪntégrəṭi
    https://youglish.com/getbyid/7666736/integrity/english/us

    イギリス英語: ɪnˈtɛɡɹəti
    https://youglish.com/getbyid/116993156/integrity/english/uk


    実際に聴き比べてみても、アメリカ英語イギリス英語の発音の違いはそれほど顕著には聞き取れません。


    あえて違いを指摘すれば、アメリカ英語では “インテェグリティ” と -te を少し伸ばし加減に発音し、イギリス英語では “イン テグリティ” と in がはっきり発音され、心持ち間をあけて tegrity に繋がっていく、というイメージです。

    日本人が苦手なRが出てきますが、ここでは直前のGを発音する際の舌の位置からはLよりもRの方が自然に舌が動く単語だと思います。

    “Integrity” ってどうしてこんなに注目される単語になったんだろう?

    冒頭でも紹介したように、20世紀初頭から半ばまでの二つの世界大戦を経験した時代には、あまり使用頻度が高くなかった言葉 “integrity” ですが、戦後は徐々にその使用頻度が上がり、現在ではビジネス界では避けて通れない言葉となっています。

    日本でも、コンプライアンスと並んでよく聞く言葉ではないでしょうか?


    このトレンドを作り出したのが、『マネジメントの父』とも呼ばれる経済学者のピータードラッカー氏です。


    1960年代から様々な企業活動に関する書籍を発表し、氏の著作の数々は日本語にも翻訳されています。

    岩崎 夏海氏の著書『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』は大ベストセラーとなり、漫画化されたり映画化されたりと話題を集めました。


    近年ビジネスの場において “integrity” が再注目されるようになったのは、極端な成果主義や企業における利益最優先の政策が様々な弊害をもたらしたことが原因の一つにあるようです。
    (例えば、リーマンショックやアメリカのエンロンの事件、日本でのゼネコンの談合事件など)


    「でも、日本人が考えるほど海外では話題になってない海外の出来事って沢山あるよね。ドラッカー氏が推奨した “integrity” はどうなんだろう?」

    という疑問がわいてくる人もいるでしょう。


    全米が泣いた!
    といううたい文句の映画が、実は全米は泣いていなかった、と言うことも良くありますから。


    日本の企業では、”integrity” を持った人材を「他者から学び、誠実な行動により、信頼してもらえる人財」と定義しているところもあるようですが、英語圏でもこれは全く同じなのでしょうか?

    “Integrity” な人格・生活・態度って、どんなことを言うんだろう?

    ”Importance of having integrity” とグーグル・サーチに入力すると、なんと2億4100万件ものヒットがあります。


    ビジネスの分野での “integrity” の重要性を説いたものから日々の生活の中で “integrity” を持って暮らすことの大切さを訴えるものまで、広範な分野に渡っています。

    ”Mind tools” というウェブサイトでは、”How to preserve your integrity(どうやって自分のインテグリティを守るか)” という記事を掲載しています。


    ここでは、”integrity” を持つと言うことを次のように述べています。

    always doing the right thing, even when no one is looking, and even when the choice isn’t easy

    staying true to yourself and your word, even when you’re faced with serious consequences for the choices that you’re making

    https://www.mindtools.com/pages/article/integrity.htm

    【和訳】
    誰も見ていないところや、難しい場面でも常に正しいことをする
    例え自分が下した決断により厳しい結果に対峙する場合でも、自分らしい言動を貫くこと



    その上で、”integrity” を持った自己を確立することを次のように解説しています。

    We never have to spend time or energy questioning ourselves.
    when we hold ourselves accountable for our actions, we become role models  for others to follow

    https://www.mindtools.com/pages/article/integrity.htm

    自分の時間やエネルギーを自己懐疑に費やさなくてもよくなる。
    自分の言動に責任を持つことで、他者のロールモデルとなる。


    この記事では、“integrity” は人生の成功のカギである、と言いきっています。


    “Mimimalism made simple” というミニマリズムを取り入れた生き方をテーマにしているウェブサイトでは、”10 reasons why integrity is important in life(人生でインテグリティが大切な10の理由)” という記事を掲載しています。

    その中では、同調圧力が強い現代社会において、”integrity” を持ち続けることが難しい場合もあることを認めています。


    しかし同時に次のような警告も発しています。

    without integrity, you’d be constantly adjusting to the standard of the world, compromising the essence of your soul

    https://www.minimalismmadesimple.com/home/why-integrity-is-important/

    【和訳】
    インテグリティなしには、常に世の中のスタンダードに自分をあわせなくてはならず、自分の心の本質を傷つけてしまう


    また、”integrity” を持つこと/維持することで、自分に自信が持てるようになったり、よい人間関係を築けるようになるだけでなく、心の平安を手に入れてよく眠れるようになる、とも述べています。

    様々な分野で必要とされる “integrity”

    中世に “integrity” という言葉が使われるようになった頃は、この言葉の神髄は騎士道の「ノブレス・オブリージュ」で謳われる『真摯さ』に通じるものでした。

    騎士も武士も存在しない現在では、”integrity” は様々な分野で必要とされるものになっています。


    いくつかの例を紹介しましょう。

    • Integrity management 
      企業が誠実であることを最優先し、法令順守のみでなくより幅広い社会的責任の遂行と企業倫理の実践を目指す経営方針

    • Academic integrity
      カンニングやズルを犯さずに、勉学をする者としての規範を守る理念

    • Sports integrity
      スポーツが様々な脅威(ドーピング、八百長、違法賭博、違法薬物、暴力、各種ハラスメント、差別など)によりネガティブな影響を受けることなく、価値ある高潔な状態を保つことを目標とし活動すること

    さいごに

    今回の記事を読んで、”integrity” はビジネスだけでなく、毎日自分が自分らしく暮らしていくために大切なコンセプトであると言うことが分かりました。


    同時に同調圧力は日本だけのものではなく、ネイティブたちも日々同調圧力にさらされながら、”integrity” という言葉の意味を辞書で調べ、”integrity” を持って暮らすことの重要性を自らに言い聞かせている、と言うことも分かりました。

    最後に『人間は自分が考えているような人間になる』などの自己啓発書で有名なアール・ナイチンゲールの言葉を紹介しましょう。

    Integrity is the seed for achievement. It is the principle that never fails.

    アール・ナイチンゲール

    【和訳】
    誠実さが何かを達成する種となっている。これは絶対に外れることのない原則だ




    今日も最後までお読み頂き、ありがとうございます!

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