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hiccupって何?「しゃっくり」以外にある重要な意味を知っていますか?

(この記事は2023年6月9日に更新しました)

Hank

こんにちは!
ステューディアス英語学院代表のHankです!
働きながら英語を身につけようと日々努力する社会人を支援する英語講師です。
英検 1級、TOEIC960

久しぶりに会ったネイティブの同僚に「新しいプロジェクトどう?」って聞いてみました。

返ってきた答えが

There is a little hiccup.

hiccup ってしゃっくりって意味だったような・・・

なんで急に「しゃっくりの話」になったんだろう・・・。



はい、私も何度となくこんな状態を経験してきました。

単語の意味からは想像しにくい英語表現って結構ありますね。

困ったものです。

ちなみに、Google翻訳では、”a little hiccup” と入力すると「少ししゃっくり」と翻訳されます。

「少ししゃっくり」っと言われても頭の「?」がなくなりませんね。

という訳で、今日はこの “a little hiccup” を解説します。
それでは行きましょう!

a little hiccup の意味

Weblio英和辞典では「しゃっくり」以外の意味として、hiccup をこのように説明しています。

ちょっとした問題

https://ejje.weblio.jp/content/hiccup

冒頭の英文にあった”a little hiccup” は、これに関連がありそうですね。



次に英語辞典で調べてみましょう。
Collins英語辞典で、”hiccup” の項目で一番最初に掲載されているのは、以下の説明文です。

You can refer to a small problem or difficulty as a hiccup, especially if it does not last very long or is easily put right.

https://www.collinsdictionary.com/dictionary/english/hiccup

【和訳】
小さな問題や困難な出来事で、特にそれがあまり長く続かないか、簡単に修正される場合には、””hiccup” と呼ぶことがあります。

つまり英語話者の間では、”hiccup” と言えば「ちょっとした問題」の方が「しゃっくり」よりも馴染みのある意味になっているのです。


「しゃっくり」が出る時は、自分で意図せず突然起きるものです。

そしてしゃっくりが出ている時には、一瞬息が詰まります

この事から、突然予測できない小さな問題が起きて物事の進捗に影響を与える事を “hiccup” と描写するようになったと考えることができます。



日本語ではどんな言葉がしっくり来るでしょうか?

私の頭に浮かんだのは

・ちょっとした問題
・予期せぬ問題
・小さな生涯


そんな言葉が浮かびました。

a little hiccup を使った英文

それでは、hiccupを「ちょっとした問題」というニュアンスで使う例文を見てみましょう。

例文

A recent sales hiccup is nothing to panic about.
最近のちょっとした売り上げの落ち込みは、パニックになるほどではないよ。

例文

My work on the project suffered a few hiccups along the way.
僕の仕事のプロジェクトをすすめていくうえで、ほんのちょっとした問題があったんだ。

英語を学ぶとは

今日は、hiccupについて、解説しました。

hiccupがなぜ「ちょっとした問題」を意味するようになったのか、理解していただけたら嬉しいです。


繰り返しになりますが、hiccupは「しゃっくり」という意味があって、
・突然来るしゃっくり
・一瞬息が止まる

そんな様子から、一時的な問題を表すようになりました。


こくやってその背景を理解してイメージすると忘れにくいですね。

私は英文法を説明するときにも、イメージでつかめるように解説しています。

単なるルールとして英文法を覚えると、暗記だらけの苦痛でしかありませんが、ちょっとした背景とか日本語との違いを考えると、記憶に残りやすく、面白みも出るからです。


もちろん、時には背景とかルールと呼ばれるようなものはなく、暗記担ってしまう部分もゼロではありません。

でも覚えると忘れるものです。

逆にイメージで感じるようになると忘れにくくなりますので、できるだけ「背景」や「なぜそうなるのか?」などを解説しています。

こんな事を言っている私も、英語をやり直した頃は本当に英語ができなくて苦労しました。
そんな私も今では英語講師として過去の自分と同じように英語で悩む人を指導しています。

今日も最後までお読み頂きありがとうございました!

あなたの英語学習を応援しています!

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