英語学習法
2021年6月25日
英語学習用無料サイトを紹介!これで忙しいあなたも英語上達!
(この記事は2023年6月14日に更新しました)
みなさん、こんにちは!
ステューデイアス英語学院の代表Hankです。
皆さんの英語学習に役立つような記事を心を込めて書いています。
さて、先日、海外で仕事をすることを目指す人たちを対象としたウェブサイトを読んでいた時です。
「TOEICの得点は980点だけど、就職の面接で“何か英語で話してください”と言われるとせいぜい自己紹介しかできない」
という投稿を見つけました。
「へぇー」と興味をひかれてチェックしてみると、同じような記事をブログなどで紹介している人が多く、びっくりすると同時に少し考えてしまいました。
折角お金と時間をかけてTOEICの高得点を目指し、いざ目標の点数は達成できたものの実際の場面で役に立たないのでは、努力のし甲斐がないようにも思えます。
TOEICで高得点を達成した人たちが、それでも自分はまだまだ話せないと言っているのですから、これは事実なのでしょう。
使える英語を手に入れて、併せてTOEICや他の英語の資格試験の得点アップを目指してみませんか?
今回は、忙しいビジネスパーソンのために、使える英語を効率的に学ぶのに役立つウェブサイトを紹介したいと思います。
Hankのおススメ講座
初心者でもじっくり学べる英語講座目次
兎に角時間がない!でもリーディングもリスニングも発音も同時にマスターしたい!
中学2年生までの英文法プラス現在完了形と仮定法の基本が理解出来たら、英語のウェブサイトで英語を学ぶ準備はできていると思います。
YouTubeや海外のドラマを推奨しているウェブサイトは沢山ありますが、実際のところこれらは結構ハードルが高いものです。
先ずは英語圏の国で移民向けに作られている英語学習ウェブサイトを利用してみましょう。
Easy World of English
Easy word of Englishはアメリカや海外で英語を教えた経験のある教師のグループがデザインしたウェブサイトです。
英語のボキャブラリー、文法、発音などを総合的に学習できるようになっています。
文法・リーディング・写真付き単語・間違いやすい発音を取り上げています。
文法とリーディングは、Level 1から3まで段階に分かれています。
文法のレッスンは、日本語の文法の教科書で学んだ事柄を英語で学びなおす(つまり英語を英語で理解する)トレーニングにもってこいです。
リーディングでは、テキストを読みながら音声も聞くことができるようになっています。(もちろん別々に活用しても問題ありません)
日本人が苦手とする、センテンスのどこで区切りを入れるのか、なども文章を読みながら同時に音声を聞いていくことで体感できます。
基本的なディクテーションの練習にももってこいです。
Level 1は文章も短く、音声にしても1分程度です。
Level 3でも文章はそれほど長くなく、音声も2分程度でかなりゆっくり明確に発音されています。
アメリカ英語ではありますが、発音はかなりニュートラルであると思います。
自分のレベルと興味のあるトピックを選んで何度か繰り返し聞いていけば、徐々に、いちいち文章と照らし合わせて行かなくても理解できるようになります。
又試験対策としては、英文を聴きながらそのシーンが想像できるように練習しておくことも大切です。
発音のレッスンでは、音がよく似た単語の発音の違いを分かりやすく紹介しています。
初心者から中級者が英語で英語を学ぶ自信をつけるためには、うってつけのウェブサイトだと思います。
TV411
TV411は、教育開発センターが英語を学ぶ大人向けに開発したプログラムです。
Easy World of English では物足りなくなった、中級以上のレベルの学習者向けのウェブサイトです。
日常生活(新聞の見出しの読み方など)から、数学・科学・金融などの話題を日常生活の身近なシーンと連動させて、5分ほどのドラマ仕立てで学習できるようにしています。
テキストは併記されておらず、典型的なアメリカ英語に加え移民の人の話す英語なども使われているため、実際に英語で仕事をしたり生活したりする環境に近い設定となっています。
音声スピードが調整できるので、最初はゆっくりのスピードで何度も聞きこんでいくことをお薦めします。
ドラマで使われているボキャブラリーも難しいものではないので、最初は何を言っているのかよく理解できなくても、何度か聞いているうちに必ず聞き取りができるようになってきます。
Voice of America Learning English
Voice of America(VOA)は、初級・中級・上級と3段階のレベルを設けて、英語を学べるようにデザインされています。
初級では、自己紹介の英語から始まって仕事に関する言葉などをビデオを見ながら学べるようになっています。
初級で使われているビデオは字幕付きで、キーワードは色を変えて表示されるため、視覚と聴覚の両方を使って英語のレッスンが受けられます。
ただし、初級と言ってもレッスンが進むとビデオの長さは5分ほどになるため、集中力を途切らせないことが必要となり、実際に仕事で英語が必要となった時の良いリハーサルになります。
中級レベルになると今まさに注目されているニュースを取り上げており、時事英語の勉強にもなります。
テキストも併記されています。
音声スピードも通常よりもかなりゆっくり(通常のスピードの70%程度)なので、リスニングのみでなくディクテーションなどの練習にも有効です。
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ディクテーションは、会議で議事録をとる時には必ず必要となるスキルですから、あらかじめトレーニングを積んでおくと将来英語で仕事をする際に必ず役に立ちます。
テキストの要約を英語で行うことにトライしてみることも、重要なポイントを理解しているかチェックする、短い時間でポイントを報告する、等のスキル取得に役に立ちます。
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上級レベルでも、音声はまだ通常のスピードよりもゆっくり(通常のスピードの90%以下)で、明確な発音の音声が使われています。
テキストが併記されているので、テキストを流れてくる音声と同じスピードで声を出して読む練習(シャドーイング)にも役立ちそうです。
音声が5分程度と、結構長いので集中することが必要です。中級レベル以上の学習者がより実用的な英語を習得するために役立つウェブサイトだと思います。
BBC Learning English
BBC Learning Englishは、初心者向けに文法のトピックを6分間で紹介する音声(テキスト付)から最新のニュースを取り上げた教材など、カバーされる分野は多岐に渡っています。
今回紹介したウェブサイトの中では唯一イギリス英語の発音となります。
通常のスピードにほぼ近く、はっきりとした発音を心がけています。
ニュースを使った教材などもふんだんに用意されていますが、ビデオが10分以上とかなり長いため集中力が必要で、上級学習者向けのウェブサイトだと思います。
兎に角単語を覚えたい!
英単語を2,000から3,000覚えれば、TOEICで出題される単語の80―90%はカバーできるというデータがあるそうです。
ところが別のソースでは、TOEICのスコア別に単語力をこのように記述しています。
- TOEIC700点:5,000から8,000の単語力
- TOEIC800点:5,500から10,000の単語が必要。
TOEICの頻出単語3,000を覚えたら出題の90%がカバーできるはずなのに、残り10%をカバーするために7,000も単語を余分に覚えなくてはいけないというのはちょっと大変です
そこで、おすすめの方法が、こちらです。
基本の3,000語を覚える際に同義語や反対語を一度に覚えてしまうことです。
7,000もの全く関連性のない単語を覚えるのは大変ですが、一つのコアの単語の関連語を覚えるのなら、何とかなりそうですし、関連性のある言葉同士ならば簡単に忘れる心配もなさそうです。
そして、そんな時に役立つのが次に紹介するウェブサイトです。
Word Hippo
Word Hippoは可愛らしいピンクのカバが目印のウェブサイトです。
単語を検索すると、その意味だけでなく同義語・反対語、発音のみならずその単語が使われている例文などを、別々のタブで紹介してくれます。
英和辞典や英語辞典では、あまりに情報量が多くて混乱してしまうという人には使い勝手の良いウェブサイトだと思います。
又英和辞典の例文は、文章の一部が抜粋されていたり、堅苦しい表現が使われていることも多いので、実際に使われている新聞やウェブサイトから抜粋された例文は、生きた英語を学ぶ上で役に立ちます。
さいごに
今日は英語学習に利用できるサイトをご紹介しました。
まとめると
- Easy word of English
https://easyworldofenglish.com/ - TV411
http://www.tv411.org/ - Voice of America Learning English
https://learningenglish.voanews.com/ - BBC Learning English
https://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/ - Word Hippo
https://www.wordhippo.com/
になります。
TOEICやその他の英語の試験で高得点をとることを目標に頑張る、というのは素晴らしいことで、目標の得点をクリアした時の達成感や充実感は素晴らしいものがあるでしょう
高得点を達成した皆さんには、心から「おめでとうございます」と伝えたいです。
でも、あえて言わせてください。
高得点をとることだけを目標にして、その先英語を使ってどうしたいかが疎かになっていませんか?
英語はコミュニケーションのツールなので、使わなくては意味がありません。
TOEICのスコアの目安が、800点取ればネイティブと交渉できる英語レベルだとみなされる、と言うことであれば800点をゲットして、実際にネイティブと交渉できる英語も同時に手に入れませんか?
実際に英語を使って仕事をしていると、「ところで君のTOEICのレベルはどれくらいだい?」などと聞かれることはありません。
TOEICが満点だからと言ってネイティブの交渉相手があなたの言っていることにより注意を払うこともありません。
あなたがどれほどの情報量を持ち、それを正しく伝える能力を有しているかで評価されます。
英語を武器にするために、一緒に頑張っていきましょうね!
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
あなたの英語学習を応援しています!
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