英語解説
2021年3月22日
Good jobを徹底解説!使い方には注意が必要?返事の仕方も紹介します
(この記事は2023年6月22日に更新しました)
グッジョブ!ってこの前、言われたんです!
嬉しかった~
でもなんて返事すれば良いのか、分からなかったんだ~
Good jobって褒め言葉だから、言われてると嬉しいよね!
ほめることが潤滑油になって、仕事がスムーズに進むことも多いよね。
じゃ、今日は good job について解説していくね!
Good Jobへの返事の仕方も説明するよ!
皆さんだったら、外国人上司に”Good job”と言われたら、何と答えますか?
「シーン」と無言になってしまうよりも、気の利いた返しをして、相手に良い印象を残したいですよね!
良い印象を残しておけば、次に繋がるような展開もあるかも知れません。
Good jobは日本語の会話でも「○○さん、グッジョブ」などとよく使われるようになってきました。
日本語の会話の中で使われる際のグッジョブは、「よくやった」「お疲れ様」「すごいね」、などのニュアンスを持ち、ほめ言葉として使われています。
では、英語で使う場合のgood jobは全く同じ意味なのでしょうか?
英語の会話の中でGood jobを使う場合に注意する点はどんなところでしょうか?
この他にこの記事では、
・Good jobと言われたときの返し方
・Good job以外の誉め言葉
・中上級者向けの誉め言葉
をご紹介します。
それでは、ひとつひとつ、丁寧に解説していきますね!
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Good jobの意味
Weblio英和辞典では、good jobの意味は「頑張ったね!」「ご苦労様」「お仕事ご苦労様」「お疲れ様」「良い仕事」などと記されています。
では、英語辞典ではgood jobはどう定義されているのでしょうか?
ケンブリッジ英語辞典によると、good jobは、
“used for praising someone for something they have done well”
【和訳】
誰かが何かを上手く成し遂げた際にかけるほめ言葉として使われる
となっています。
もちろん、そのまま「good + job = 良い仕事」として使われる場合もあります。
例えばこんな英文です。
例文:「good + job = 良い仕事」の意味で使われた場合
- I hope you will find a good job.
良い仕事が見つかりますように
Good jobを使う際の注意点
good job をほめ言葉として使う時に気をつけたいのが、ほめるに値する出来事があった時に、はっきりとほめることが必要と言うことです。
日本でよく使われているように、あいさつ代わりに「ご苦労様」「お疲れ様」の意味でgood jobが使われることはほとんどありません。
海外の企業では、廊下ですれ違ったスタッフ同士や部下が上司に対して「お疲れ様です」「ご苦労様です」などとあいさつする習慣はありません。
ですので、もしあなたが自社の海外支店に出張した際などに、廊下ですれ違う人たちに”Good job”と言い始めたら、かなり奇妙に映ってしまいます。
唯一に近い例外として考えられるのが、スポーツの練習や試合の後です。
選手同士やコーチと選手、相手チームや審判などとお互いの健闘を称えあって”Good job”と声を掛け合うこともあります。
Good job!って誰に対しても使えるの?
Good jobは確かにほめ言葉ですが、ほめ言葉の中でもカジュアルに使われることが多いです。
Good jobという言葉は、親が小さな子供に使ったり、気心の知れた友人同士などで使われることが多いようです。
例文
- You tidied your room by yourself, good job!
一人で部屋の片づけができたのね、偉いわねぇ! - Yesterday’s BBQ at your place was fun, good job!
昨日の君の家でのBBQすごく楽しかったね、お疲れ様!
会社で同僚に対して使う場合は、上から目線だと思われることもあるので、普段の職場の雰囲気や人間関係などを考慮して使用した方が良いでしょう。
また、上司に対しては上司の国籍によって受け止め方が異なる場合があります。
アメリカ人とイギリス人でも受け止め方が違うだけでなく、職場でのフォーマルさが求められる国々によっても受け止め方は違うようです。
「あちゃー失敗したなぁ。。。。」
という場面を避けるためには、よほどオープンな雰囲気の職場でない限りは使わないもの、と思ったほうが安全です。
Good job!っと言われたら、なんと返答すればいいの?
日本人は誰かにほめられると、すぐに「いいえ、とんでもない」「私などはまだまだです」と言ってしまいがちです。
しかし、もしも誰かに“Good job!”とほめられた時には、素直に“Thank you”と答えましょう。
自分だけでなく、みんなで協力して成果を上げた場合であれば、
Thank you, we all did.
ありがとう、みんなで頑張りました。
などと答えればよいでしょう。
上司のサポートのおかげで達成できた場合、“Good job!”と言ってくれた上司に対して、
Thank you. I could not have achieved this without your support.
ありがとうございます。(上司の)サポートなしではとてもやり遂げることはできませんでした
などと答えれば、謙虚さも十分相手に伝わります。
大切なこと
はっきりとした声で笑顔で“Thank you”と言うことです。
恥ずかしいからと言って下を向いて、ぼそぼそと応えていては、相手から「なんだ、言わなきゃよかった」と思われかねません。
Good job 以外のほめ言葉には、どんなものがあるの?
Good job!は言いやすい言葉ですが、いつもそればかり使っていると
「この人いつもgood jobとしか言わないけど、適当に言ってるだけで本心からほめてるわけじゃないんじゃないか?」
と思われるかもしれません。(考えすぎ?笑)
では、good job以外に相手を褒める言葉にはどんなものがあるのでしょうか?
good job並に使いやすい英語をいくつかご紹介します。
Good work!
Good workもgood jobもどちらも「よくやった」と言う意味です。
しかし、ネイティブが使い分けをする場合の基準を簡単に言うと、
good job:何かのタスクを成し遂げたことに対するほめ言葉
good work:何かのタスクを完了して結果を出した時のほめ言葉
となります。
例えば、子供が一人で自分の部屋を掃除した時の誉め言葉はgood job、粘土をこねるところから始めて粘土細工を完成させた場合は good work、と言いうことになります。
Well done!
Well doneもgood jobと同じくらいよく聞く誉め言葉です。
どちらも「よくやった」と言う意味ですが、何かのスキルを使って物事を達成した場合にはwell doneをほめ言葉として使うことが多いようです。
またwell doneには、「おめでとう」という意味も含まれています。
例えば、テストで頑張って高得点を挙げた場合や、新規顧客との契約を結ぶことに成功した場合などに相手を称える意味でwell doneを使うことができます。
Nice job/ Nice work
生徒がテストや課題で良い結果を出したとき、先生は“Good job!”と言ってほめてくれるかもしれませんし、“Nice work!”と言ってほめてくれるかもしれません。
Niceとgoodはどちらも「良い」「満足できる」という意味で、その違いを明確に定義するのはネイティブでも難しいのですが、niceの場合は感覚的に満足できる、goodの場合は規則やルールに合致していて満足できる、と考えればわかりやすいかと思います。
どちらがより強いほめ言葉になるか、というのは人により意見が分かれます。
Good job, you did it!
苦労して何かを達成した相手を称える時には、
Good job, you did it!
とうとうやり遂げたんだね、スゴイよ!
と気持ちを込めて言葉をかけましょう。
自分が頑張ってるのを分かっていて、応援してくれていたんだなぁ、と相手も喜こんでくれると思います。
Great job/work・Excellent job/work
Greatやexcellentを使うと、相手をより一層ほめている、という意味合いになります。
Good よりも素晴らしい場合、例えば子供が試験で満点を取ったり、社内の営業成績でトップになったりしたら、great jobやexcellent workなどを使う方が、ただgood job/workと言うよりも、自分が相手を認め尊重しているという気持ちが一層伝わります。
Fantasticやincredibleを使う場合もありますが、必要以上に大げさに聞こえてしまうこともあるので気をつけましょう。
英語のほめ言葉はこれ以外にもいろいろありますが、ほめ言葉を伝える時には、自分が心から嬉しい/素晴らしいと思っているという感情を込めて言うことが大切です。
上記の言葉はすべて、言い方によっては皮肉や当てこすりだと思われかねません。
同僚が仕事で良い成績を上げた時に抑揚のない言い方で”good job”などと言おうものなら、ねたんでいると思われても仕方がないところです。(感が過ぎですかね。笑)
相手をほめる気持ちがあるなら、”good” ”great” ”excellent”などの 単語にストレスを置いてしっかり発音しましょう。
英語中級・上級者向け ほめる時に使える便利なセンテンス
冒頭でも述べましたが、イディオムとしてのgood jobは、誰かが“何か”を成し遂げた際にかけるほめ言葉です。
英語中級・上級者であれば、相手にほめ言葉をかける時、何に対してほめているのかも伝えたいところです。
ここでは、上記で紹介した言葉を使ってセンテンスを作る場合、またgood jobを使わずに相手をほめる便利な言い回しを紹介します。
例文
- You are a pleasure to work with. Great job!
君みたいな人と一緒に働けて本当に嬉しいよ - Thanks for your good work this week.
今週も頑張ったね、お疲れ様 - You did a good job on the test. Well done!
テストで頑張って良い点がとれたね。おめでとう! - We are so fortunate to have someone like you on our team.
君みたいな人がチームにいてくれてすごくラッキーだよ - You are doing such a good job, keep it up!
すごくよくやってるよ、これからも頑張って! - Our team members can always depend on your quality work and effort.
僕らいつも君の努力と質の高い仕事ぶりを頼りにしてるんだ - You consistently bring your all and I truly appreciate that.
いつも100%の力を出して仕事をしてくれてありがとう、すごく感謝してるよ
最後に
家庭でも学校でも職場でも、よりよいコミュニケーションをはかるには最適なタイミングでほめ言葉が口にできると言うことが大切です。
また、相手がほめてくれた時にきちんと応対できることで、今後のより良い関係も築くことができます。
日本人はほめることにもほめられることにもあまり慣れていない国民です。
先ず身近な人たちをほめるところから始めて、よりよいコミュニケーターになって行けるようにしましょう。
世の中のほとんどの人が褒めてもらうことに飢えていますので、褒めることができると、英語と並ぶ人生の必須スキルを手にいたことになりますね!
今日は以上です!
あなたの成功を心から応援しています!
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