英語解説
2021年9月24日
突然の海外からの電話も安心!シチュエーション別スグに使える英文をまとめました
(この記事は2023年6月13日に更新しました。)
こんにちは!
ステューディアス英語学院代表のHankです!
働きながら英語を身につけようと日々努力する社会人を支援する英語講師です。
英検1級、TOEIC960
いつか外資系に転職してバリバリ働きたい!
海外駐在に任命されて海外で実績をあげたい!
様々なゴールに向かって英語の勉強を始めて、先生からも「英語上達してますよ!」って言葉をもらったのに、ネイティブを前にすると、最初の一言が出てこないことはよくあります。
今回は、中々最初の一言が出ないと悩んでいる皆さんのために、シチュエーション別スグに使えるセンテンスを紹介していきたいと思います。
電話だけでなく、リモートワークやちょっとしたスモールトークの際に使える便利なフレーズを紹介するウェブサイトは沢山あります。
確かに便利なフレーズが多いのですが、「相手から返事が返って来た時にどうするか?」という答えのないものも多く、これも英語で発言するのをためらわせてしまう原因になっているのかな?と感じました。
こんなに長いセンテンス、ばっちり言えるなら英語上級者だよね、というフレーズも沢山ありました。
今日は初心者の皆さんを対象に、短く簡潔にコミュニケーションがとれるフレーズを紹介していきます。
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朝は笑顔で挨拶!
まずは朝、挨拶の場面で使える英語を紹介します
朝の場面 1
Hank:Good morning Alex!
おはようAlex!
Alex:Good morning Hank. You look good as always!
おはようHank。いつも通り元気そうだね!
Hank: Thanks. I went to the gym this morning and feel great!
ありがとう。今朝ジムに行ったんだ、絶好調だよ!
上記の英文を解説していきます
- ”You look good.”
「元気そう」と言う場合にも「服装がスマート」と言う場合にも、どちらにも使える言葉です。
上司に対して使うフレーズとしてはお薦めしませんが、同僚に対してはよく使われるほめ言葉です。 - 朝一番には、ポジティブな言葉を届ける。
上司も “How are you?” と聞かれると常に “I feel great!!” と答えていました。 - “Good morning.” の後に何か一言ポジティブな言葉を付け加える
朝の会話ですから、ポジティブな言葉が良いでしょう。
何か前向きな言葉を付け加えると、同僚との距離がうんと近くなりますよ。
”Good morning! How are you this morning?” と言う問いかけもありですが、それよりも、こちらから相手のポジティブに見えるところを探して伝えると言うことが、コミュニケーションにおいてはとても重要な役割を果たすのです。
朝の場面 2
Hank: Good morning Alex!
おはようAlex!
Alex:Morning Hank. Oh… My head hurts…
おはよう。う。。。頭痛い。。。。
Hank: What’s wrong? Are you sick?
どうしたの? 具合悪いの?
Alex: No no, I had too much to drink last night.
違う違う。昨日飲み過ぎちゃって。。。。
頭が痛いというと “I have a headache.” と言うのが一般的な言葉ですが、”My head hurts.” もとても良く使われる言葉です。
特にオーストラリア・NZでは、二日酔いなど自分で理由が分かっていて頭痛がする場合には、“I have a headache.” よりも、”My head hurts.” の方がよく使われています。
上の文章、「食べ過ぎちゃって。。」というシチュエーションだと、”My stomach hurts.” “I had too much to eat.” と言い換えることができます。
ランチタイムの英語
続いてはランチでの使える英語です。ランチタイムは大切なコミュニケーションの時間です。ランチタイムを使って、相手との距離を縮めてみましょう。
ランチの場面 1
Hank: Hey Alex, what’s for lunch?
Alex、お昼どうする?
Alex: Let’s try something new. There is a new Indian restaurant just opened last week.
いつもと違うものにしない? 先週オープンしたばっかりのインド料理のお店があるんだ。
Hank: Sounds good. Let’s go!
いいねぇ。じゃ行こうか!
- ”What’s for lunch?”
これはとてもカジュアルな言い回しですが、友達・家族・同僚などの間ではよく使われる言い回しです。
”What’s planned for today?(今日の予定は?)” などと言い換えることもできます。 - “Let’s try something new.”
これもとてもカジュアルな言い回しです。
もう少しフォーマルにしたければ、
”Why don’t we try something we haven’t tried before.”
“Would you be interested to try something new?”
などと言い換えることもできます。 - ”Sounds good.” はネイティブがよく使う言い回しです。
誰かの提案に対して「いいね」「自分もそれでOKだよ」と言う場合などによく聞く言葉です。
文としては、”That sounds good.” 又は ”It sounds good.” となりますが、通常口語では “that” “it” は省き “Sounds good” として使われることが圧倒的に多く見られます。
上記のシチュエーションで、
Alex: Let’s try something new.
何か新しいものにしてみようよ。
Hank: Sounds good. What’s your suggestion?
いいねぇ。お薦めは?
Alex: How about ○○?
○○なんてどう?
という言い回しも、様々な場面で使いまわすことができます。
ランチの場面 2
Hank: What are your plans for the weekend?
週末の予定は?
Alex: I’m planning to detox. I will see if I can survive without drinking beer for the whole weekend.
デトックスするつもりなんだ。週末中ビール飲まずにいられるか試してみるよ。
Hank: Oh…. Good luck.
え??? 頑張ってね。。。
- “What are your plans for○○?”
こちら は、ランチの場面で使われた ”What’s planned for ○○?” と似ています。
違いは、”What’s planned for ○○?” は自分もそのプランに含まれているニュアンスが強いのに対し、“What are your plans for○○?” は「あなたのプランは何ですか?」という問いかけになります。
海外からの電話対応のコツ
電話を取ったら、外国人だった!
こんな状況に出会うと、電話を取ることが怖くなりますね。
よくあるパターンはこんな流れです。
海外からの電話対応
Alex:お電話ありがとうございます、ゴジラ・コーポレーションです。
Mr. X: Hello. This is Mr. X calling from the States.
ハロー、Mr. Xです。アメリカから電話してます。
Alex: へ?? Hello…
Mr. X: I’d like to inquire about the replacement Mothra. Our current Mothra looks like she needs some rest.
代わりのモスラについて問い合わせをしたいのですが。今のモスラはメンテが必 要みたいなので。
Alex: One moment please!!(Hankちょっと助けて、電話出て!)
少々お待ちください!
Hank: Hello, Hank here.
Hankです。
Mr. X: Oh Hank!
Hank: Oh Mr. X. Haven’t heard from you for a while. Is everything OK?
Mr. X お久しぶりですねぇ。お変わりないですか?
電話に出たら海外からの通話だったというのは、一番ドキドキするシチュエーションですね。
受話器の向こうが英語だ、と言う心構えができていないと、普段だったら出てくる言葉も出てこないことが良くあります。
音声のタイムラグで相手とこちらの音声がかぶってしまったり、相手の言葉が必要以上に早く感じたりと、通常以上にハードルが高いシチュエーションです。
とにかくゆっくり話すこと
ネイティブの中にはやたら早口で話す人もいますが、こちらがゆっくり話すことで相手の話すスピードがスピードダウンすることもあります。
”Can you spell it for me?(つづりを教えてもらえますか?)” “Do you mean ○○?(○○という意味ですか?)” などを使って聞き取れない単語を確認するのも効果的です
”Can you say that again?(もう一度言っていただけますか?)” や “Can you speak slowly? (もう少しゆっくり言っていただけますか?)” を連発するよりも、相手をイラつかせずに話を進めることができる言い方です。
切羽詰まってしまったら、素直に同僚にお願いしましょう。
- Just a moment, please.
どうしても詰まってしまって誰かの助けが必要であれば、”Just a moment, please.(少々お待ちください)” と伝えて誰か英語が堪能な同僚をにパスするのも良いです
”I will get you someone in charge.(担当者に代わります)” まで伝えられれば完璧ですが、もっと簡単に “One moment.” でも相手にはあなたの意図は伝わります、大丈夫です!
さいごに
ユニクロ・楽天などが社内で英語を公用語に採用した時には、大きなニュースとなりました。
その後も武田薬品・双日・ホンダなど、企業公用語として英語を採用する日本企業も増えて来ているようです。
「機械翻訳技術が進化するから、英語なんて勉強する必要はない」と、強気な態度を崩さない同僚もいるかもしれませんが、ビジネスは人対人。
信頼を勝ち取るためにはあなたの口から出る言葉に意味があるのではないでしょうか?
言いたいことは自分の言葉で伝えるのが一番です。
今回紹介したフレーズは、名詞を変えるだけで様々な場面で応用することができます。
是非英語で話す第一歩に活用してみてください!
皆さんの第一歩を応援しています!
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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