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インターネット上に増えた Catfishとは? ナマズの話ではありません

Hank

こんにちは!
ステューディアス英語学院代表のHankです!
働きながら英語を身につけようと日々努力する社会人を支援する英語講師です。
英検 1級、TOEIC955

今日では、小さな子供からお年寄りまでにスマホが普及しています。

街を歩いていてもカフェやショッピングモールなどで無料Wifiが提供され、行きたいお店の予約からバスや電車の乗り継ぎ案内まで様々な情報にアクセスでき、とても便利なものです。

在宅勤務も広がったりと、私たちにとってインターネットは必要不可欠なものとなっています。

家族や友達と顔を合わせる機会も限られるため、SNSを使っての交流も今まで以上に盛んになっています。


このような状況の中でその数が大幅に増加したのが “catfish = キャットフィッシュ” です。
”Catfishing = キャットフィッシング” と言われることもあります。


今回はこの “catfish” を取り上げ、その意味や実態を探っていきたいと思います。

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    ”Catfish” とは

    まずは”catfish”の意味を確認しましょう。
    いくつかの辞書でその意味をチェックしました。

    確認した辞書(サイト)

    1. コトバンク
    2. Cambridge英語辞典

    コトバンク

    コトバンクではキャットフィッシュを検索しました。

    ナマズの英語名。
    ナマズの一種で、アメリカ中・南部が原産のチャネルキャットフィッシュは白身魚として養殖される。

    https://kotobank.jp/word/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5-476270#:~:text=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%EF%BC%88catfish%EF%BC%89,%E9%AD%9A%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E9%A4%8A%E6%AE%96%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82

    今度は「キャットフィッシング』を検索してみました。

    出て来るのはナマズ釣り用の道具のサイトか猫のおもちゃ。。。。

    ちょっと今回のCatfishとは違います。

    Cambridge英語辞典

    それでは英語辞典で調べてみましょう。
    Cambridge英語辞典では “catfish” の項で一番に出て来るのはナマズです。

    そして、2項目めに紹介されている定義は今日解説する”catfish”です。

    someone who pretends on social media to be someone different, in order to trick or attract other people

    https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/catfish

    【和訳】

    他人をだましたり引き込んだりするために、ソーシャルメディアで別人になりすます人

    今問題になっているのは、この意味での “catfish/ catfishing” です。

    日本語でこれに一番近い表現は「なりすまし詐欺 = identity theft』でしょうか?
    “Catfish/ catfishing” と “identity theft” の相違については後ほど説明しますので、このまま読み進めてください。

    どうして”Catfish”がオンライン詐欺を表すの?

    一体このcatfishはどこから出てきたのでしょうか?

    ソーシャルメディアで誰かになりすます人に対して “catfish” という言葉を初めて使ったのは、2010年にアメリカで制作されたドキュメンタリー “Catfish” だと言われています。
    参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Catfishing


    この番組のプロデューサー Nev Schulman氏自身が “catfishing” の被害者です。

    彼がオンラインで知り合って恋に落ちた自称19歳の女性は、彼が実際に会いに出かけてみると40歳の主婦だった、というストーリーです。


    このなりすましに “catfish” という名前を付けたのが、なりすまし犯である40歳の主婦の夫。


    このドキュメンタリーが放映されると、大きな反響を呼びSchulman氏以外にも同様の被害にあっている人が数多くいる、と言うことが明らかになりました。


    ”Catfish” は、MTVでシリーズ化されるほど人気のリアリティ番組となりました。

    ”Catfish/ catfishing” の手口

    ”Catfish/ catfishing” の手口は様々ですがその典型的なものは、

    • 有名人を装ってSNS上で被害者に近づく
    • 全く架空の人物をでっち上げてSNS上で被害者に近づく

    と言うものです。



    ”Catfish/ catfishing” に手を染める人々の動機も様々で、例えば以下のようなものが挙げられます。

    • 誰かをだましてお金を巻き上げよう(インターナショナル・ロマンス詐欺などはこの典型ですね)
    • 特定の個人の評判を貶めようというモノ
    • 相手の反応を見てひそかに満足感を得る
    • 自分の日常とは全く別の人格・キャリア・資産を持つ人を演じることで日頃のうっぷん晴らす、と言うものまであります。



    被害者の中には、精神的に追い詰められたり、架空の恋人との破局に耐えられなかったりで命を絶つ人もいます。

    ”catfish/ catfishing” の持つ残虐性、顔の見えない相手と親密な関係を築いてしまうネット社会の危うさにも注目が集まっています。

    ”Catfish/ catfishing” と「なりすまし詐欺 = identity theft」の違い

    なりすまし詐欺は、特殊詐欺のことで被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振込みその他の方法により、不特定多数の者から現金等をだまし取る犯罪の一種、だとされています。
    参考:https://www.weblio.jp/content/%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%99%E3%81%BE%E3%81%97%E8%A9%90%E6%AC%BA


    なりすまし詐欺は英語で” identity theft”と呼ばれます。
    ここでは、Catfishとの違いを解説します。

    日本だとオレオレ詐欺やフィッシング詐欺が良く知られています。
    他人のIDをのっとって誰かのSNSに書き込みをする、などもこのひとつとなります。

    フィッシング詐欺は、金融機関や役所を装うメールなどを送り付けて送信先の相手からお金をだまし取ったりパスワードを入手しようとするものです。

    情報を引き出すことを目的としているので、”Fishing” 詐欺かと思ってしまいますが、正しくは “Phishing = フィッシング” です。

    ”identity theft”とは

    ”identity theft” (なりすまし詐欺)の殆どの動機は、赤の他人から金銭を奪い取る、と言うことです。

    海外の場合、”identity theft” と言うと、

    「実在の人物のアイデンティティを盗み、彼らの名前を使って運転免許証やクレジットカードを入手したり、盗んだ人物の名前を使って多額の借金をしたりする」

    のが一般的です。


    この場合、お金を貸した金融機関は善意の第3者となってしまい、アイデンティティを盗まれた人に返済責任がおよび、自己破産に陥ったりしています。


    実際に借金をしたのは名前を騙った別人だと言う証明をするのが難しく、被害者のストーリーを扱ったドキュメンタリーはよくテレビでも見かけます。

    catfish/ catfishing

    一方 、”catfish/ catfishing” の場合、仕掛ける側がなりすますのは必ずしも実在する人物ではありません

    悪質なケースでは、たまたまパブで隣に座っていた人の写真を勝手に使い虚偽の名前や家族構成・勤務先などをでっち上げ、被害者に近づいていきます。


    そして、仕掛ける側が狙っているのは、必ずしも金銭とは限りません


    これが、この二つの大きな違いです。

    オーストラリアで発覚した悪質なケースを紹介します。


    ある女性の事を妬んでいた同じ学校の同級生が、見も知らぬ男性の写真を勝手に使って架空の男性を作り上げました。

    そして、ターゲットにした女性に強引にこの架空の男性と付き合うように勧め、二人は会ったこともないのに結婚の約束をするまでに至ります。

    最終的にこの「婚約者」から破局を言い出された女性は、失望し家の近くの崖から飛び降り自殺を図ります。


    このケースで更に悲惨だったのは、現在のオーストラリアでは、金銭的な損失を伴わない ”catfish/ catfishing” を裁く法律がない、という点でした。

    被害に遭った女性の両親が中心となって、法改正を訴える活動を続けています。
    参考:https://www.theguardian.com/australia-news/2020/may/20/coroner-condemns-catfisher-over-sydney-woman-renae-marsdens-suicide

    ”catfish/ catfishing” の被害に合わないための5箇条

    FBIの調査では、近年 ”catfish/ catfishing” の被害者は20%も増加しているそうです。

    友達にも会わず自宅で過ごす時間が長くなると、どうしてもネットサーフィンをしたりSNSをチェックする機会が増えるものです。

    ちょっと、寂しいなぁ、という心の隙間に入り込んでくるのが ”catfish/ catfishing” でしょう。

    Social Catfish というウェブサイトでは、”13 of The Best Ways To Avoid Being Catfished(キャットフィッシュから身を守る13のコツ)” という記事を掲載しています。

    ”catfish/ catfishing” の被害に合わないための5箇条

    1. 突然知らない人がSNSを通じてコンタクトを取って来た時には、先ず疑ってかかること

    2. ネット上に個人情報を開示しないこと

    3. 相手の素性を確かめること(同じ名前を他の媒体でチェックしてみるなど)

    4. 実際に会うのを拒んだり顔を出すのを嫌がる人には注意する

    5. 自分の第六感を信じること

    英語を頑張って勉強していると、SNSを通じて世界中に友達が欲しいなぁ、と思いますが、相手の事をすぐに信頼するのは注意した方が良いかも知れないですね。

    さいごに

    この記事ではcatfishについて取り上げました。

    ナマズの意味もありますが、オンラインでの詐欺行為を表す英語です。

    こうやって少しずつ1つずつ、表現を覚えることでしか、英語は上達しません。

    覚えていない表現は出てきません。
    いくら英会話やっても覚えていない表現は出てきません。

    徹底的なインプットで英語をグングン伸ばしていきましょう。

    絶対できるようになります!

    頑張りましょう!

    今日は以上です。

    最後までお読み頂きありがとうございました。

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