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英単語 Bingeを解説!Binge watchingとは?

(この記事は2023年6月13日に更新しました。)

Hank

こんにちは!
ステューディアス英語学院代表のHankです!
働きながら英語を身につけようと日々努力する社会人を支援する英語講師です。
英検1級 TOEIC960

今度の連休どうしようかな~

Netflixで好きなドラマを一気観しちゃおうかな~

海外の人たちも、ドラマとか一気見してるのかな?

お察しの通り、海外でも仕事の後に家に直帰して、ドラマシリーズを一気見している人たちが大勢います。

Netfrixオフィシャルサイトでは、”Most BingeWorthy TV Series(一気見する価値のあるTVシリーズ)” などと言う特集を組んでいるくらいです。


ちなみに、”bingeable = 一気に見られる” は、2018年Merriam Webster英語辞典の新語に登録されました。

今回は、ネットベースの動画視聴サービスが人気になると共にトレンド入りした言葉 “binge” を取り上げます。

調べると、なんと週刊ジャンプの話も出てくるなど、意外性のある単語でした。

それでは行ってみましょう!

この記事では以下を解説します!

  • 意味・語源

  • 使われ方

  • bingeを含む表現( binge eating, bing watchingの意味)

“Binge” の意味

“Binge” とは元々が英語でイギリスのリンカーンシャーとノースハンプトンシャー地方の方言で、

”to soak a wooden vessel(木桶を満たす)”
”causing the wood to swell(板目が膨らむ)”



と言う意味でした。

これが19世紀にイギリス全体に広がったのです。

20世紀後半から徐々に使用頻度が上がり、21世紀になって一気に使用頻度が高くなった言葉です。


Bingeの意味を英和辞典、英英辞典で確認しましょう!

英和辞典の意味

まずは、Weblio英和辞典を見てみます。

度を越した楽しみ

レベル12、英検1級以上のレベルの単語

https://ejje.weblio.jp/content/binge

名詞と動詞の使われ方があり、発音記号は [bíndʒ]、カタカナで表現すると「ビンヂ」、ンを心持ち弱めに発音してください。


英英辞典の意味

Cambridge英語辞典を確認してみましょう。
こちらも名詞と動詞の使われ方が解説されています。



まずは名詞の説明から

an occasion when an activity is done in an extreme way, especially eating, drinking, or spending money

https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/binge

【和訳】

ある行いが極端な方法でなされる場合を指す。特に食べたり・飲んだり・お金を使ったりする場合

例文

He went on a five day drinking binge.
彼は5日間飲んだくれていた。

続いて動詞の意味です。

to eat too much of something

https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/binge

【和訳】

何かを食べ過ぎること

例文

I tend to binge on chocolate when I’m watching TV.
テレビ見てると、いつもチョコレート食べ過ぎちゃうのよねぇ。。。。

同様の意味を持つ言葉としては、”spree” “overeat” “overindulge” などがあります。


カジュアルな響き

「ドカ食い」「一気飲み・飲みすぎ」「爆買い」などの状態を表す言葉なので、一般的にはカジュアルな言葉として使われています。

Binge eating, binge drinking, binge watchingとは?

上記の例文でも紹介したように、元々 “binge” を使う際には “drinking binge” とか “binge on” などの言い回しで使われていました。



ところが今では、ゴロが良いためか “binge eating” “binge drinking” “binge watching” など “binge” がその対象の前におかれるスタイルが主流になっています。

前章でも述べてように、一般的にはカジュアルな意味合いで使われる言葉ですが、それぞれの言葉にも定義が与えられているのを見つけました。


ここでは

  • Binge eating
  • Binge drinking
  • Binge watching

のそれぞれについて、より詳細に見ていきます。

Binge eating

“Binge eating disorder” という言葉があります。

日本語の訳ではこれを「過食症」だとしているものが多いようです。


アメリカ・イギリス・UAEなどで医療を提供する Mayo Clinic のウェブサイトでは、これを以下のように定義しています。

Binge-eating disorder is a serious eating disorder in which you frequently consume unusually large amounts of food and feel unable to stop eating.

https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/binge

【和訳】
過食症は深刻な摂食障害であり、異常に大量の食物を頻繁に摂取し、(この症状にかかっている人は)食べることがやめられないと感じます。

過食症の医薬用語は?

「過食症」という意味の医薬用語には “Bulimia” がありますが、これはドカ食いをする期間と全く食べ物を口にしない期間が交互に訪れるという特徴を持ちます。

”Binge-eating” は短い時間の間にドカ食いをする場合を指し、必ずしも “Bulimia” と完全に一致するものとは言えないようです。

Binge eating に走る原因は詳しく解明されていませんが、過度なダイエット・ストレス・家族で同様の症状を抱えている人に多く見られる、という調査結果もあるようです。

Binge drinking

日本でもその名が知られるようになったCDC (Centers for Disease Control and Prevention) ですが、”binge drinking” に関してもそのガイドラインを設定しています。(https://www.cdc.gov/alcohol/fact-sheets/binge-drinking.htm)

Binge drinking is the most common, costly, and deadly pattern of excessive alcohol use in the United States.

https://www.cdc.gov/alcohol/fact-sheets/binge-drinking.htm

【和訳】
大量飲酒は、米国で最も良くある、費用がかかりかつ致命的な、過度のアルコール摂取のパターンです。

Binge drinkingの意味

大量飲酒

Binge drikingは血中アルコール濃度が0.08 g/dl 以上の場合を指すそうですが、アルコール中毒とは別のカテゴリーとして理解されています。


男性の場合スタンダードドリンク5杯、女性の場合は4杯分くらいの量になるそうです。

アメリカでは成人の6人に一人が月に4回程度 “binge drinking” するという調査結果もあるようです。

CDCでは、“binge drink” を原因とする健康被害によって、2010年アメリカ政府には2,490億ドルの経費が掛かったと述べ、この問題を解決するためには、酒税の引き上げ・酒販売店の数の削減・酒類の違法販売の取り締まり・飲酒運転の摘発の強化、などを提案しています。

Binge watching

Binge eating や binge drinking は顕著な健康被害を伴うものなので、医療機関が定義しその原因追及や対策に注力しているのは理解できます。


それでは、binge watching はどうでしょうか?


Binge watchingの意味

一気見





私たちは何気なく「一気見」という言葉を使っていますが、Wikipediaではしっかり “binge watching” を定義しています。


“Binge-watching” は “binge-viewing = ビンジ・ビューイング” とか “marathon-viewing = マラソン・ビューイング” などと呼ばれています。


一気見とはどのくらいの量?

Netflixによる調査によると回答者の73%が “binge watching” とは「TV番組の2-6話を一度に視聴すること」と回答しています

Wikipediaで興味深く解説されているのが、”binge watching” の元祖を、週刊少年ジャンプに掲載された「ドラゴンボール」の単行本化としている点です。


その後の「ワンピース」や「Naruto」の単行本化なども、”binge” に拍車をかけたとしています。

一話ずついろいろな漫画をまとめた週刊ジャンプ。
そこから、ストーリーがある程度まとまって単行本化された時に、全巻を一気読みするというスタイルが “binge” の元祖だと言うことですね。


New Yorker誌のMatt Alt氏は、次のよう述べています。

Jump presaged the way the world consumes streaming entertainment today.

https://en.wikipedia.org/wiki/Binge-watching

【和訳】
少年ジャンプが、今日世界がストリーミングエンターテインメントにはまる未来を予言したのだ

ここでとても興味深いのが、上記の記述はWikipedia 日本語版には記載されていない点です。
日本の漫画雑誌やアニメ番組が、今話題の “binge watching” の基礎を築いたなんて、日本語版でも紹介すればいいのにと思うのですが。。。

さいごに

いかがでしたでしょうか?


カタカナ語としてはまだあまり浸透していませんが、”binge” 日本にも結構縁のある言葉だと分かって、少しうれしくなりましたね。


皆さんも好きなドラマをついつい“binge watch” した経験があるのではないでしょうか?


それもいい思い出ですね!


楽しんで明日への活力を手に入れましょう!


今日は以上です!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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