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英単語 wonderを基礎から応用まで解説します!

(この記事は2023年6月22日に更新しました)

「wonder」ってよく聞くけど、イマイチ意味がつかめないし、使い方が分からない

そうだよね!
wonderも日常会話で頻繁に耳にする単語だから、この記事で徹底的に解説していくね!

皆さんこんにちは!
ステューデイアス英語学院のHankです。

今日は“Wonder”という英単語について、意味や使い方を解説していきます。

wonderは「驚異」「驚き」などが基本的な意味ではありますが、そこから派生して様々な使い方がされる単語でもあります。

日常会話でもよく使われるので、具体的な使い方を見ていきましょう。

この記事を読むと分かること

・wonderの基本的な意味
・wonder if/ whetherの使い方
・wonder + 疑問詞の使い方
・wonderを使って丁寧さを演出

Wonder 基本的な意味

まずは、wonderの基本的な意味を解説していきます。

基本的な意味は以下の通りです。

  • 名詞:驚異 驚き 驚嘆
  • 形容詞/wonderful :素晴らしい、素敵な、凄い
  • 動詞:不思議に思う、疑問に思う

それでは、順に解説していきます

名詞のwonder

「驚異」や「驚き」という意味で使われる名詞のwonderですが、悪い意味で驚くというよりは、何かすごいことが起きて驚くという印象です。


そのため派生して「不思議」「不可思議」「奇跡」などといった意味でも使われます。

同義語だとmarvelやprodigyなんて単語も当てはまります。

例文

  • At the zoo, you can explore the wonders of wildlife animals in nature.
    動物園では自然界の野生動物の驚異を探求することができる。

  • The circus is full of wonders.
    サーカスは驚きでいっぱいだ。

  • You are such a wonder.
    君は(驚くほど)素晴らしい
    *君は不思議だと言うより驚くほどすごい、すごくて感心する、というようなニュアンスです。

Work/do+wonder

work/do+wonder」で「抜群の効果がある」「驚きの効き目がある」 という使い方ができます。

例文

  • Pouring baking soda and vinegar works wonders for clogged kitchen sinks.
    重曹とお酢はキッチンの排水溝のつまりに抜群の効果がある

  • Meditation does wonders to your body and mind.
    瞑想には心身に驚きの効果がある

No wonder

no worder」で「どうりで〜だ」「だから〜だ」「当たり前だ」「当然だ」「なるほど」などを表すことができます。

Wonderの前にnoをつけることで、不思議ではない=当然だ、という意味で使われます。

例文

  • A.Her speech is so good. I wonder if she had a professional to coach her.
    彼女のスピーチは素晴らしいわ。プロに指導してもらったのかしら

    B. I heard she won the international speech competition last year.
    昨年国際スピーチ大会で優勝したって聞いたよ。

    A. No wonder! 
    なるほどね!

  • No wonder he doesn’t have a girlfriend.
    どうりで彼女がいないわけだ。

このno wonderという慣用句、あいづちを打ったり使い方によっては人をほめたりすることもできるのでとても便利です。

動詞のwonder

不思議に思う」「疑問に思う」と言う意味が基本的な意味の動詞のwonderですが、他の言葉と組み合わせることで、日常会話で使うことができるとても便利な言い回しになるので見ていきましょう。

Wonder about :不思議に思う、懐疑的である

例文

  • I wonder about this health product.
    この健康食品、どうなんだろうと思う

なんとなく信用できないというニュアンスで使えます。

もし、もっと強く怪しいと表現したい場合は、skepticalshadyなどを使いましょう。

I wonder if/whether :〜かどうか疑問に思う、〜かな、〜なんだろうか、〜かしら

日常会話で非常に多く使われる文で、軽く疑問に思うことをナチュラルに表現できます。

例文

  • I wonder if she got home safely.
    彼女、無事に家に着いたかな

  • I wonder if I have gotten the flu.
    風邪をひいてしまったかしら

  • I wonder whether I should go to the doctor or not.
    お医者さんに診てもらった方がいいだろうか

Wonder+why/where/when/who/what/how (5W1H)

組み合わせによって様々な疑問を表現できます。

wonder why

  • I wonder why he didn’t call me last night.
    どうして昨夜彼は電話してくれなかったのかな

onder where

  • I wonder where I placed my car keys.
    車の鍵をどこに置いたかしら

onder when

  • I wonder when I will see her again.
    彼女に会えるのはいつだろうか。

onder who

  • I wonder who gave me this present.
    このプレゼントをくれたのは誰かなぁ

onder what

  • I wonder what really happened that night.
    あの夜本当は何が起こったのだろうか

onder how

  • I wonder how he managed to escape prison.
    いったいどうやって彼は脱獄したのだろうか

Wondering if/whether を上手に使うと丁寧に物事をお願いしたり、物腰柔らかに質問したりすることが可能です。

日本語にも当てはまる様な言い方なので例文を見ていきましょう。
疑問符がない文なのに聞いている相手に疑問を投げかけることができます。

例文

  • I was wondering if you could do me a favour.
    頼み事をしても良いかなぁ。(頼みごとを聞いてくれないかなと思って。)

  • I was wondering whether you would like to go on a date with me.僕とデートに行ってくれませんか。(僕とデートに行ってくれないかなって思っていたんだけど、どうかな。)

  • I wonder whether I should go to the doctor or not.
    お医者さんに診てもらった方がいいだろうか

*Could you please〜の様に直球で物事を聞いたり頼んだりするのではなく、もう少し間接的な言い方ですね。

お仕事など正式に何かお願い事などする時はcould you pleaseなどの方が適していますが、日常で丁寧に何か聞いたり頼んだりするときはwonderingを使って聞いてみるといいと思います。

If/whetherの代わりに、ここでも5W1Hを一緒に使うことができます。

例文

  • I was wondering where I could find the conference room. 
    会議室はどこかなと思っていたのですが、(どこですか。)

  • I was wondering how I can purchase the train ticket. 
    電車の切符をどうやって買うのかなと思っていたのですが、(どうやって買うのですか)

  • I was wondering why I can’t seem to reach him earlier.
    なんでさっき彼と連絡が取れないのかなって思っていた

  • I was wondering when I can get my money back.
    いつになったらお金を返してくれるのかなって思っていた

  • I was wondering what was bothering her this morning. 
    一体今朝何が彼女を煩わしていたのかなと思っていた

特にwhere,how を使った文では、相手に方向や方法などを教えてもらえないか聞くことができます。

Where is the conference room? 
How can I buy the train ticket? 


の方が簡潔ですし、間違いではないですが、wonderを使った聞き方もあることを覚えておきましょう。

余談ですが、イギリス圏では何か人に尋ねたり頼んだりする時は礼儀を重んじます。
少し日本みたいですね。

唐突にどこ?なぜ?どうやって?などと聞くと失礼と思われることもあります。

特に道を全く知らない人に尋ねる時は、質問にいきなり入らず

excuse me(すみません)

を文頭に置き、更に

I’m so sorry to bother you (お時間取ってしまって申し訳ないのですが)

なども入れて

I was wondering where I could find the train station. It would be lovely if you could help me.
(駅はどこかなと思っていたのですが、教えてくださると幸いです)

のようにわざと文を長くして下から尋ねるのがマナーとされています。

まぁ、日本語でも知らない人が近寄ってきて、
「駅どこ?」
って言われるよりは、
「お急ぎのところ、申し訳ありません。駅はどちらでしょうか?」
と聞かれたほうが、丁寧に対応できますよね。
それと似ています。


ちなみに、wondering を使うと少し柔らかい印象になるので覚えておくと良いと思います。

まとめ

Wonderの使い方を見ていきましたがいかがだったでしょうか。

No wonder the word “wonder” is a wonderful word.

という感じでしょうか。
是非色んな場面で使ってみてくださいね。


最後までお読み頂き、ありがとうございました!
この記事が、あなたの英語学習の助けになったら、嬉しいです!

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