英語解説
2021年2月25日
機内や空港で使える英語をまとめました!これさえあれば機内も入国も安心です!
(この記事は2023年6月22日に更新しました)
・海外旅行楽しみだー!でも飛行機の中とか入国審査が心配
・空港や飛行機の中で使える、便利な英語を知っておきたいな
この記事は、そんな方に向けて書いています。
こんにちは、ステューデイアス英語学院のHankです。
今回は、機内や入国審査で使う英語について、まとめてみます。
旅行や出張などで海外に行く際、楽しみな反面機内や空港でコミュニケーションが取れるだろうかと不安になる方も多いと思います。
客室乗務員や税関の係員の方に急に話しかけられた際、思わずあたふたとして思うように受け答えができないかもしれません。
全て聞き取れなくてもあらかじめキーワードとなる単語やフレーズなどを知っておくとそれを基に会話の内容が分かるので安心ですね。
・機内での英語での応答の仕方
・万が一に備えて知っておきたい機内で使う英語
・入国時の英語での応答の仕方
・税関での英語での応答の仕方
ここに載っている英語は全て、外資系航空会社の元客室乗務員の友人にチェックしてもらっていますので、安心して使うことができますよ!
それでは行ってみましょう!
目次
機内で使える英単語/フレーズ
まずは、飛行機の中で使う英語です。
これだけ把握しておけば、安心です!
食事編
客室乗務員と英語で話す機会があるとすれば、お食事のサービス中だと思います。
ミールサービス中に使える簡単なフレーズをご紹介します。
・食事内容を聞かれたとき
Would you like to have beef with rice or chicken with potatoes?
例) Beef with rice please.
2択の場合が多いのでどちらかを選び、文末にplease を付け加えると簡単に丁寧な受け答えができます。
・飲み物を聞かれたとき
飲み物を聞かれた場合も同様に飲み物の名前の後にpleaseで簡潔に伝わります。
Would you like a drink as well?
例) Orange juice please.
drink という単語がキーワードですね。
違う言い回しをされてもdrinkという単語に気づければ、簡単に答えられると思います。
・飲み物の種類が知りたい場合
What (kind of) drinks do you have?
飲み物(の種類)は何がありますか
・飲み物のおかわりが欲しいとき
Can I have another ~?
(例: glass of wine, cup of water/juice/coke etc)
・食事のトレイを下げて欲しいとき
Can you please clear away the tray?
食べられないものを伝えたい場合
事前に予約をしていればアレルギーに対応した食事やお子様用のお食事を用意してもらえることがほとんどです。
うっかり忘れてしまったり、何らかのトラブルで特別食が用意できていなかったりする時などに、食べられないものをはっきりと伝えられるようにしておくことは大事だと思います。
・アレルギーを伝える場合
I have peanut allergy.
I am allergic to peanuts.
甲殻類: shell fish
そば: buckwheat
などアレルギーがある場合は事前に調べて覚えておくと良いですね。
・子どもが辛いものが食べられない場合
My son/daughter cannot eat spicy food.
spicy foodを他の食べ物に変えると応用できます。
例えば ginger-生姜、fish-魚 など
・代わりのメニューがあるかを聞いてみる場合
Do you have any other meal options?
ベジタリアンの食事はありますか?
Do you have any vegetarian choice?
機内で手助けが必要な場合
・エンターテイメント機器が故障している時
Excuse me, I think the entertainment system is not working.
すみません、機内エンターテイメントが故障していると思います。
”the entertainment system”を具体的に故障している部分の名称にすれば、更に明確に問題点を伝えられます。
例)テレビのモニターtv monitor/screen
コントローラー handset
音源 sound system
・体調が悪い時
症状
- 乗り物酔いをして気持ちが悪い
I feel sick from motion sickness.
- 吐き気がする
I feel like vomiting.
- 頭痛がする
I have a headache. - 腹痛がする
I have a stomach ache. - 胃が痛い
I have gastric pain. - 頭がくらくらする/血の気が引く
I feel dizzy/ lightheaded.
合わせて覚えておきたいフレーズ
痛み止めをもらえませんか。
Can I please have some painkiller?
症状に効く薬はありますか。
Do you have any medication for 症状?
例)Do you have any medication for gastric pain?
誰か日本語を話せる人はいますか。/日本人乗務員はいらっしゃいますか。
Does anyone speak Japanese?/ Is there a Japanese crew?
機内で耳にする/目にする英単語
機内では普段あまり使わない英単語を耳にしたり目にしたりするかもしれません。
会話はしなくとも、飛行機の離陸や着陸の準備をする際、機内アナウンスや客室乗務員から指示を受けることもあると思います。
それでは機内でよく使われる単語を見ていきましょう。
機内でよく使用される英単語
- Aisle::通路
- Boarding pass:搭乗券
- Call light:呼び出しボタン
- Charging point:充電コンセント
- Charging cable:充電ケーブル
- Emergency exit:非常口
- Flight safe mode:機内モード
- Handset:テレビのコントローラー
- Lavatory:お手洗い
Vacant:空いている occupied:使用中 - Luggage:荷物
- Overhead compartment/bin : 頭上の物入れ
- Seat back:背もたれ
- Seatbelt : シートベルト
- Seat pocket:シートポケット
- Tray table:座席のテーブル
- Window shades:窓の日除け
機内安全チェックの際によく聞く指示
- Seat back upright:背もたれを元の位置に戻す(上体を起こす)
- Fasten your seatbelt:シートベルトを締める
- Draw up your window shades:窓の日除けを上げる
- Pull out your charging cable :充電ケーブルを抜く
- Stow your luggage:荷物を規定の位置にしまう
- Smoking is prohibited:喫煙は禁止
- Not allowed to be used:使用を許可されていない
- Switch off your phone:携帯電話の電源を切る
- Turn/switch to flight safe mode:機内モードに切り替える
機内アナウンスで使われる英単語
- Arrival:到着
- Departure:出発
- Take off:離陸
- Landing:着陸
- Delay:遅延
- Divert:臨時着陸
- Push back:滑走路に向けて出発
- Turbulence:乱気流
- Bumpy weather:揺れを伴う天気
- For safety reasons:安全のため
- Return to your seat:席に戻る
- Suspend service:機内サービスを一時中断
飛行機の中ということもあり専門的な用語もありますが、知っておくと機長からのアナウンスなどを聞き取ることができるかもしれませんね。
さて、目的地の空港に着くと次に最も緊張する場所といえば入国審査と税関だと思います。
いろいろと質問された際に答えられなかったらどうしようと不安になりますよね。
いくつかよく使われるキーワードや単語を事前に頭に入れておくとスムーズに受け答えができると思います。
また入国審査を円滑に行う為、書類に記入漏れなどがないことをあらかじめ確認しておくことも大事です。
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入国審査編
入国審査と聞くと身構えてしまう方も多いのではないでしょうか。
実際はほぼ決まった質問しかしてこないので事前に予習しておけば問題なく通過できます。
質問されている項目に関するキーワードを聞き取って、簡潔に答えるのがコツです。
それでは見ていきましょう。
1. 入国の目的は何ですか?
What is the purpose of your visit?
What is the purpose of your visit?
Business or pleasure?
What brings you here?
などいろんな言い回しがあります。
Purposeやbusinessなどのキーワードを聞き取れれば、滞在目的を聞かれていることがわかります。
「I’m here for …」で簡潔に答えられます。
例えば
I’m here for business.
もっと簡潔に、For~で答えても通じます。
例えば
For sightseeing:観光
For pleasure:休暇
For work:仕事
2. 滞在日数は何日ですか?
How long are you staying?
How many days are you staying?
When are you going back?
Whenやhow many, how long などが聞き取れたら、滞在日数について聞かれていることがほとんどです。
答え方としては
For 3 days
For a week
When are you going back?
などがあります。
3. 滞在場所はどこですか?
Where are you going to stay?
Where will you be staying?
When are you going back?
Accommodation?
Whereや宿泊先という意味のaccommodation など聞き取れれば滞在場所を聞かれています。
あらかじめ住所やホテルの名前を控えておくとスムーズです。
税関編
訪れる国によっては、税関できちんと申告しないと、見つかった場合厳重な処罰や罰金を課せられることがあります。
申告するものだけでなく、自分の詰めた荷物の中身もきちんと把握して英語でも説明できるようにしておきましょう。
1.申告するものはありますか?
Anything to declare?:申告するものはありますか?
申告するものがない場合は
I have nothing to declare.
申告するものがある場合
I have cigarettes to declare.
I have alcohol to declare.
などのように申告するものの名称を置き換えると簡単に答えられます。
2.税金の支払いが必要な場合
免税の基準以上持ち込む際、支払いが必要です。
How can I pay the tax?
どのようにして税金を払えば良いですか?
Where can I pay the tax?
税金はどこで支払えますか?
申告するものがある場合
などのように税関の担当者に聞いてみると案内してもらえます。
税関申告書などがなく、口頭で申告する国もあるので覚えておくと便利です。
まとめ
次に旅に出る前に機内や空港で使える英語を紹介してみました。
事前に予習しておくと海外旅行や出張への不安が少し和らぐと思います。
是非参考にしてみてください。
コツコツと英語学習を頑張ってきた方には、今までの努力を存分に発揮する機会です。
実践の場で、間違いを含めていろいろな経験を積むことで、更にあなたの英語力は向上し、自信に繋がっていくでしょう。
あなたの英語力向上を心から応援しています!
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